タイトルの通りエントリー後にすぐレートが反転してきて『えっ?』と思った事はないでしょうか?もちろん僕も経験者なので思った事あります。
よく初心者や成績がトントンの方に見られるかと思います。このエントリー後に逆行してしまう現象の謎を書いていきます。これを読むとなぜ自分がエントリーしてから逆行するのかを理解できると思います。
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エントリーの逆行にも色々ある
まずはエントリーして逆行するにも色々あるって事を理解していますでしょうか?というよりも自分はどちらに当てはまっているかで見てもらえればと思います。
エントリー後すぐの逆行
こちらのエントリーしてすぐの逆行ですが
①まずはサポートやレジスタンスがしっかりされてからエントリーしてすぐの逆行であればまだ問題点としては少ない可能性があります。
②しかしながら高値圏でさらに小さく高値を更新しロングの買いエントリーしてすぐの逆行にはかなり問題点があるという事です。
まずは1番から解説していきますね。
これはとある日のドル円チャートになります。
それまでは下げの流れからレンジ相場に突入して方向感がなくなってきた局面からレンジの上限でもある白色の水平線を一度明確にうわ抜けてきます。しかし再度、水色の水平線が4時間レベルの戻り高値となり一度下落してきます。
その後再度、白色の水平線も青色の水平線も突破してきて一度戻し今度は白色の水平線でサポートされました。
この局面から赤色の〇部分あたりで買った場合には基本的に一度の逆行は耐えるべきだし、多少の逆行があってもどっしり構えていてもいい部分になります。
なぜかはそれまでの流れがレンジから上昇に転じてきて、1時間足では注目される白色の水平線を突破してきてサポートに変化しているからです。
その時の流れが上昇に向き、しっかりとサポートされるべき水平線でサポートされたからなんです。またレンジ抜けの大きなリターンムーブとも言えます。このような転換してからの初動で入れている場合は基本的に少し逆行してもしっかりとサポートされている水平線まではどっしりポジションを保有して逆行があっても持つべきと言えます。
ある意味、良い逆行と言いますか安くなったらみんなが買ってくれる相場だという事です。後ろ盾として1時間からは比較的買われやすくなった相場という事。ただし今回はその他の時間足を見ていないのであくまで1時間足レベルのお話になります。
ただ、このチャートで言えば青色の水平線が4時間足の戻り高値にも見えますので、そこを突破するかは注意深く見ていく必要があります。
簡単に言えば、相場のトレンドが反転した初動を捉えにいった時は多少の逆行はあるしある程度どっしりとポジションを持つ必要があるのです。
続いては2番になります。
こちらは少し問題があります。なぜならばどの部分で買っているかの把握が出来ていないからです。
それでは解説していきます。
こちらの画像は先ほどの画像の部分ですが、黄色で〇をしている部分などでロングの買いをしている人などは少し危険です。少しというかだいぶ危険ですけどね。笑
それまで上昇してきたので、まだ伸びるだろう、高値も更新しているしと思い買いを入れてしまうパターンが危険なのです。
大きな足では最終的に伸びていく可能性が高いとは言え、FXは山と谷を作りながら上昇していきます。その山の頂上でエントリーをしてしまい、伸びると思って逆行を耐えても意味なく損切りされるんです。
確かにダウ的にも安値切り上げて高値更新してきていますので、買い目線で間違いはないんです。しかしその買う部分がそれまでの上昇に対してのどの部分なのか?これを考えていかないといけないって事です。
①番との違いで言えば、ダウが転換してすぐにサポートを受けてのエントリーは多少の逆行は耐えるべきで、すでにダウが転換して伸びている部分でエントリーする場合の逆行は非常に注意が必要だという事です。
同じ逆行でもエントリーする部分で全然違うという事を覚えてください。
FXの本質を理解する
先ほども書いていますが、同じ逆行でもどの部分の逆行なのか?これが見えているか見えてないかでFXの本質を理解しているかが分かると思います。
確かにFXはダウが大切ですが、上昇であったとしてもいつかは転換するのです。その転換手前でエントリーをして逆行を耐えたとしても損切りを食らうわけで、その他の分析も行わないといけないって事です。
FXの本質としては
●安い所で買って高い所で売る
●高い所で売って安い所で買い戻す
単純にはこれだけなんです。なのでダウが転換してすぐの部分で買っていく事が非常に重要だという事です。その部分であれば多少の逆行があったとしてもそこにしっかりとしたサポートやレジスタンスがあって守ってくれる可能性が高い。
なのでその部分のエントリー後の逆行は耐えてもいい。というか耐える価値があるんです。
この本質を知らないで高い部分で買って逆行しても耐えるとは全然意味が違うという事を理解してくださいね。
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[blogcard url=”https://lucy-fx.com/onnrainnsemina/”]大きな流れがしっかり見えているのか
エントリー後の逆行についてお話してきましたが、やっぱり様々な要因があって相場というものはエントリー後に伸びていくんですね。
なのでエントリー後の逆行を少しでも防ぐにはやっぱり大きな時間足の流れには極力逆らわないほうがいいんです。
流れに逆らっていく事は基本的によくないですからね。
なのでエントリーする際はしっかりと大きな時間足の方向を確認する事がとても大切なのです。
レンジ相場では逆行して当たり前
これはそもそも相場環境をしっかり見れているか?これによるんですが、レンジは逆行して当たり前ですからね。
基本的にレンジの中って認識がないとエントリーしてすぐに逆行してきてすぐに決済ばかりを繰り返して損切り貧乏か薄利決済ばかりになり、それで諦めた瞬間に大きく伸びていきますからね。
なのでレンジではエントリーして逆行するのは当たり前なので、しっかりと相場環境を見る事が大切です。
レンジは基本的に抜けてからで大丈夫ですから。
エントリー後の逆行についてのまとめ
今回はさらっと書いていきましたが少しまとめとして重要な点をまとめます。
・安い(高い)部分でエントリー出来ているか
・大きな流れがしっかり見えているか
・エントリーして逆行しているのはレンジ相場ではないか
このようにエントリー後に逆行する人の中では分類できると思います。もちろん指標など突発的な動きなんて読めないのでそこは考えませんが、自分がどのタイプか?まずはこれに気づいていく事が大切だと思います。