天底を捉えるローソク足トレード

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ローソク足だけで勝てる押し目を見る方法

さて皆さまはローソク足をどう見ていますでしょうか?僕はこれまでエリオット波動を中心として相場を見てきましたが、新たにローソク足の秘密を知ってしまったと言う事です。


こちらはGOLDの4時間足になります。右側で上昇している事が分かると思います。その中で何個か押し目があります。これをよく見ていくと、陰線と陽線で行われています。

すなわち押し目って陰線と陽線を交互に作ってくると言う事です。その中でどのような法則があるのかを紐解いていきましょう。


こちらは先ほどと同じ部分になります。そして赤色の囲った部分をよく見てみてください。
これらは全て同じ法則に当てはまっているのです。

それは陰線や陽線の長さではありません。本数でもありません。ここは発想の世界ですね(笑)

では言います。

POINT陰線と陽線を連なって数を数えてみてください

そして、連なっている陰線が3本あるならば、それを1波と数えてみてください。
どうでしょうか?そうすると、この赤色で囲った部分ってのはいずれも5波を形成している事が分かると思います。


それでは先ほど赤色で囲った部分に番号をつけて1つ1つ見ていきましょう。

赤色で囲った部分の①番です。その部分をアップにしてみました。青色の線で波形を書いています。そして今回は押し目のお話しなので下げを待つわけですので下落を待ちます。

陰線と陽線の数え方でちょうど5波で底になり、その後上昇している事が分かります。

※陰線陽線の数え方は例えば、陰線が連続、陽線が連続したローソク足を1波と数えます

それでは次の部分へ行きましょう。

こちらは赤色で囲った②番の部分になります。どうでしょうか?陰線と陽線の連なりで数えると今回は3波目で底を形成して5波目の着地で再度上昇。これはよく見るチャートパターンでもあります。そう!逆三尊で御座います。結局のところ、この陰線陽線で数える事によって何が大切なのか?それは売りの下落3波目までは必ず待った方が良いという事ですね。

こちらは赤色で囲った時の③番の部分になります。さぁ、もう慣れてきましたでしょうか?青色波形で数えるとしっかりと5波ですね。一番の底は3波です。陰線陽線だけでもエリオット波動を理解出来るのではないでしょうか。

最後④番の部分になります。こちらもしっかりとローソク足の陰線陽線で数えるとこのような波形になります。今回は5波目から一度上昇しようとしましたが、少し5波目を割り込んでから上昇しました。3波目の底は割る事がありませんでしたね。

どうでしたでしょうか。このように押し目という部分はある程度の法則がローソク足を見ても分かると言う事です。

では次に疑問に思う事ってありますよね?
何故4時間足なのか?

それでは次に時間足の関係性について見ていきましょう。

どの押し目かで見る時間足は変わる

先ほどは4時間足での押し目を見ていきました。しかし相場は4時間足だけで動いているわけではありません。

★重要★
4時間足で見るローソク足の陰線陽線は1時間20MAの押し目

先ほどのチャートに6MAを入れてみました。この6MAは1時間足ならば、おおよそ20MAぐらいになります。なので4時間足を見ながらでも1時間足の20MA相当の動きが分かるという事になります。

そうすると、先ほど赤色で囲っていた部分は6MAが押してきている事が分かります。

と言う事は頭の回転が良い方はお気付きかもしれません(笑)

1時間20MAの押し目を取りたい時は4時間足の陰線陽線でエリオット波動をローソク足で数えるとタイミングを掴みやすいという事です。

もっと言いましょう。

POINT1時間20MA→4時間足のローソク足陰線陽線
4時間20MA→日足のローソク足陰線陽線
15分20MA→1時間足のローソク足陰線陽線
5分20MA→15分足のローソク足陰線陽線
1分20MA…

もう分かりますよね。こういう関係性になるという事です。なので先ほどの4時間足でローソク足が綺麗に陰線陽線で数えれた部分は1時間20MAの押し目だったという事です。

そして環境的にも上昇だったので綺麗に決まったという事になります。

最後に大切なのは環境認識です。

環境認識も大切にしてローソク足を使う

これまでローソク足を見てエリオット波動を捉えていく方法をお伝え致しました。また、これを用いて天井になりそうな部分や底になりそうな部分も想定していけます。

しかし、その使い方も全体的に相場が今どこにいて、どうしたいのか?これを無視する事は出来ません。この環境認識については、僕が過去にも言っているエリオット波動でフラクタル構造を見抜いていく事になります。

1時間足でトレードするならば、最低でも4時間足と日足のエリオット波動が見かたしてくれるのか?などです。

最低でも3つの軸を見ながらトレードしていってくださいね。

また、陰線陽線で数えていても合わない部分もあると思います。その時はより大きな時間足の影響があると思います。必ず注意して大きな時間足で見直してみてくださいね。