FXデイトレードの手法やちょっとしたコツの解説

FXデイトレード手法

さて本日は僕もやっているFXデイトレードについて書いていきたいと思います。

あまり長期保有が性格的に無理なんで結果デイトレードに落ち着いた感じです。笑

そんなFXデイトレードの手法やちょっとしたコツや見方などをこの記事でまとめていきますね。

FXデイトレードのスタイル

FXにはスイングトレード、デイトレード、スキャルピングと3種類のトレードスタイルがあります。この中に順張りや逆張りがあるんです。

スイングトレード
エントリーしてポジションを持ってから保有期間は相場にもよりますが、1週間から長いものは何か月とポジションを保有して非常に大きな波を取っていくスタイルになります。

デイトレード
デイトレードはその名の通り基本的にはその日に出来るであろう値幅を取りにいくスタイルです。その日に動く方向へトレードしていきますので中には大きな流れに逆らう場面のトレードもしていくスタイルです。

スキャルピング
スキャルピングは1分足や5分足を見ながら、その瞬間の値動きや値幅を見て多くのトレードを繰り返していくスタイル。薄利でドンドン利益を重ねていくスタイルになります。

軽く説明しましたが、この中で今回説明するのは僕のスタイルでもあるデイトレードです。

FXデイトレード手法

さて本題でもあるデイトレードですが、基本的に15分足を使用します。中でには1分足や5分足まで見る時がありますが、エントリーのタイミングを見極めるためにより小さい時間足を使っているだけですのでご了承ください。

基本的には15分足が崩れるところ

こちらを狙ってエントリーをかけていきます。

なぜそこを狙うかと言うと値幅を考えた時にデイトレードを考えると15分足の方がゆったり待てますし、崩れていけばある程度の値幅も狙っていけるからです。

エントリーポイントとして狙っていくのが

押し安値、戻り高値リターンムーブ&グランビル

ちょっとタイトルが長くなってしまいました。

それではまずは1つ目の押し安値や戻り高値の概念について書いていきます。

◆押し安値

さっそく画像を見てもらいますね。

デイトレード

こちらはとある日のドル円15分足になります。

この15分足の画像の中に押し安値がありますが発見できますでしょうか。

クイズの難易度としてはそこまで高くないですよー!笑

正解がこちら

デイトレード

イエローの太いラインが押し安値になります。

押し安値は前回の高値を更新した安値の事を指します。これは絶対です。前回の高値を更新してない安値は何の意味もない安値と言っても過言ではありません。

この前回の高値を更新した事が最重要だという事です。

よく押し安値なんか知ってるよ~って人でも全然、本質を理解してない人多いですからね。注意してしっかりと頭に叩き込んでください。

先ほどの画像に戻りますが、イエローの太い線を割り込んでからの動きを見てください。

下への流れが発生して下落していっていますよね。

これが本質なんです。笑

何が言いたいかと言うと押し安値を割り込むと何なのか?

それまで買っていたトレーダーは利益の確定、もしくは損切り

押し安値割れによってトレンド転換になり、

新規の売り注文が入ってくる

この現象が重なるんですよね。ダブル注文が重なってくるわけなんです。これは非常に大切です。

FXは注文が集中しないと動かないです。自分がいくらいい形と思っても、そこに注文が集まってないと自分が売ってからも動いてくれないんです。

その注文の集中をしっかり見ていく上でこの押し安値が非常に大切だという事です。

ちなみに内緒の話ですが

15分足だけじゃなくて各時間で押し安値や戻り高値があります

全然当たり前の事ですが、いちよう言っておきますね。笑

その中で僕が選択している15分足は一つ上の時間足が1時間足になります。なので15分足の押し安値って結構1時間足からでも確認できるんですよね。

なのでその15分足の押し安値を割ってきてくれた場合は大きな時間足からも意識されやすいので、その後の値幅も取りやすく、方向性も定まってきやすいからです。

◆戻り高値

先ほどは押し安値について書いてきました。

ってか、戻り高値ってただ押し安値の反対なだけです。

でも、しっかりと例題を出させて頂きますね。

デイトレード

こちらもとある日のドル円15分足になります。

この中に戻り高値がありますが、どこかお分かりでしょうか?

結構綺麗なチャートを抜いてきているので、これぐらいのチャートであれば簡単に判断がついてほしい所であります!

それでは正解です。

デイトレード

押し安値の時と同様にイエローの太線が戻り高値になります。

今回はその戻り高値より下で推移して短期的には上昇ダウを形成してきている状況ですね。

そしていよいよ

POINT超えてはならない一線の戻り高値

こちらを更新してからその後大きく上昇していきましたね。このように戻り高値も基本的に押し安値と変わらないという事。

アップトレンド、上昇トレンドの場合では押し安値は最も意識されやすく強いという事です。

ダウントレンド、下落トレンドの場合では戻り高値は最も意識されやすく強いという事です。

意識されるという事は注目されているという事です。

この注目される部分って事がとっても大切なのです。

FXデイトレードその2リターンムーブ

先ほどまでは押し安値と戻り高値について解説してきました。忘れないでくださいね。デイトレードの手法としてそれだけではないので。

次はリターンムーブになります。

先ほどの押し安値と戻り高値にプラスしてリターンムーブを使ってさらに根拠と勝率を高めていきましょう。

リターンムーブについてはこのサイトでも詳しく書いていますが、ここでも少し書きますね。

押し安値や戻り高値を更新した瞬間に売ったり買ったりしてもいいんです。いいんですが、ダマシになっても嫌じゃないですか?

なのでその押し安値や戻り高値に対して戻してサポートやレジスタンスされるのを確認するんです。

そうすると、その押し安値や戻り高値の水平線は本当に意識されたと確認を出来ます。確認出来る、出来たという事は自分以外のトレーダーも意識をしていたと言えますので、よりレジサポとして強くなります。

デイトレード

勝率を高めたいのであれば、押し安値や戻り高値を更新してからのリターンムーブがおすすめです。

N字が基本ですね。

FXデイトレードその3グランビルの法則

さて最後の奥義になります。

先ほどの押し安値、戻り高値、リターンムーブに最後の味付けをしていきましょう!

それはみなさんご存じのグランビルの法則です。

解説するまでもないですが、グランビルの法則は中期の移動平均線に短期の移動平均線がクロスしてから同じ方向へ伸びていくポイントです。

エリオット波動が視覚的に分かりやすくなった感じと個人的には思っています。笑

デイトレード

先ほどのリターンムーブで出した画像の部分に中期移動平均線を入れてみました。

上記に僕が使用している移動平均線の設定を書いています。

この黄色の〇ポイントを見てください。

しっかりと短期移動平均線が中期移動平均線に対してグランビルの法則を描いています。

そう、先ほどからの説明をくっつけていきましょう!

まずは戻り高値を更新してからリターンムーブを待ちます。一度戻り高値をうわ抜けて、その戻り高値の水平線に落ちてきた時に注目です。

そしてしっかりと意識されてサポートされるわけです。

最後の味付けとしてグランビルの法則が発生するイメージを持ってエントリーをしていきましょう!慣れてくると高値更新の前にも入れますが、いちよう高値更新がセオリーです。

このように一連の流れをしっかりと確認してエントリーポイントをデイトレードでは探していきましょう。

もちろんうまくなればさらに時間足を落としてエントリーも可能ですが、慣れるまで、または押し安値や戻り高値をしっかりと理解するまでは15分足をデイトレードではおすすめします。

みなさんは色々なサイトやYouTubeも含めて勉強していると思いますが、基本的にはバラバラに勉強すると何かを忘れているんですよね。

なのでFXというものはバラバラではなく一連の動きとして根拠もあると思ってください。

FXデイトレードのコツ

もうある程度FXデイトレードの手法をお話ししました。笑

それでは次にFXデイトレードをしていく上でのコツを少し書いていきたいと思います。

取引する時間帯

こちらも重要になってくるんです。

個人的には日本時間はあまり好きではないですし取引もほとんどしません。

理由は取引量が少ないのでボラが少ない。これに尽きます。ただ、日本時間に良い形た優位性があった時は取り逃しているので何とも言えませんが基本的には日本時間に伸びしろを期待はしてないという事です。

やはり欧州時間やニューヨーク時間がボラも高く動きやすいですね。

動きやすいボラが高いという事はエントリーの根拠が間違っていなくて思惑の方向へ伸びていけば伸びしろも期待できるわけです。

日本時間も悪くないですが、個人的には取引量が多い欧州時間からニューヨーク時間にかけてよくチャートを見ています。

いつチャートを見るのか

分からない人は基本的にずーっとチャートを見て考えているのではないでしょうか?

そう、それはどこで動くか分からないからです。

先ほども書いた通り、押し安値や戻り高値でエントリーしていくのであれば

はい!押し安値や戻り高値を更新するまで待つ

これだけでいいんです。または

押し安値や戻り高値は意識されるので、その付近でチャートを見る

このようにメリハリがつくので、精神的にもかなり楽になると思います。

FXデイトレード時間足

デイトレードで取引をしていく上で大切なのは時間足。どの時間足のチャートを見て取引をしていくかです。

僕はデイトレードと言っても毎日毎日トレードをするわけではないので基本的に15分足を見ています。

特に初心者の人が15分足よりも小さい時間足の5分足や1分足だけを見てトレードをすると本当に振り回されて終わりますので注意してください。

5分足や1分足を見ないのではなく注目すべき部分が来たら時間足を落としてみていきます。

大きな時間足で注目される部分に来てより細かいタイミングを取るために時間足を落としていく

初めから小さい時間足では振り回されますので、大きな時間足を意識していきながら最終的にエントリータイミングを取る為に時間足を落としていきましょう。

FXデイトレードおすすめな本

ここでは相場の本質の考え方をよく書いている本をご紹介します。

色々な本をご紹介するわけではありません。なぜか?いっぱい知識を入れたところで使えないんですよ。笑

本当に必要な事をしっかりと理解せずに、浅く広い知識はFXには必要ないからです。

僕は個人的にこちらの本を見たりして本質を学ばしてもらったのでご紹介しておきます。

こちらをクリックで詳細確認できます。

維新流トレード

こちらは送料のみで実質、本は無料です。

大きな相場の流れ、相場環境の見方などがより詳しく書かれています。

FXデイトレードで獲得するpips

FXのデイトレードで獲得するpipsってどんなもんなのか?と疑問に思う人もいるかと思います。

個人的にはデイトレードでは1日に動いてくれる優位性の高い局面を攻めていくわけです。

なので必ずこれだけ動いていくって事はないです。

ただし、個人的な感覚では10pipsぐらいから大きく上位足の流れに乗っていければ50pipsぐらいまでかと思います。

選ぶ通貨にもよるので、どれぐらい取れるという考え方よりもどこで崩れるのかを考えて優位性を発揮したらトレードをしていくのがデイトレードです。

同じ10pipsでも優位性が高い部分をしっかりと見極めてトレードしていく10pipsと、なんとなくの10pipsでは全然違いますからね。

FXデイトレードのテクニカル

さてここまでFXデイトレードの手法やテクニカル的なお話しをしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

FXのデイトレードではしっかりとしたテクニカル分析

・押し安値

 

・リターンムーブ

 

・グランビルの法則

こちらを使ってテクニカル分析を行い、しっかりと優位性のある局面でトレードしていく事です。

またその他の事についてはいくら教わったとしても、相場は常にその通りに動くわけではないので自分なりに経験を積み重ねていく事も大切です。

何かを得る事も大切ですが、自分でしっかり相場に向き合って経験を積んでいく事も忘れないでくださいね。