誰も教えてくれなかったグランビルの法則

グランビルの法則

今回はグランビルの法則について書いていきたいと思います。なぜこれを書こうと思ったかというと、そもそもグランビルの法則はありふれた手法です。なので安易に手を出して負けている人が多いと思ったからです。そして僕も移動平均線を使っている以上は意識しているので、ここでは誰も教えてくれなかった僕が気づいた事についてお伝えしていきます。

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誰も教えてくれなかったグランビルの法則とは

本当の事は自分で気付く事。それがFXだと思ったのがグランビルの法則。僕が自分自身で色々な相場と向き合ってここぞという部分について書いていきます。

・移動平均線だけで説明している

・本当はトレンド転換してからの1発目が有効

・グランビルの法則だから安易にエントリーしない

移動平均線だけで説明している

そもそも移動平均線を使ってエントリーポイントの解説が一般的です。もちろんそれ自体も間違いではないんです。実際エントリーポイントとしてもかなり分かりやすく個人的にはお気に入りです。でも考えないといけない事があります。それは本当にグランビルの法則だけで勝てるのか?って事です。解説はあくまで後付けなんですね。なので実践でどれだけの効果があるかを自分で見ていかないといけません。

こちらはとある日のポンドドル1時間足になります。

移動平均線は

青色が短期移動平均線=20SMA

赤色が中期移動平均線=80SMA

黄色が長期移動平均線=320SMA

これ数値にこだわる人がいますが、そこまで正確でなくて大丈夫なんです。なぜかってこの数値だからって完璧に効く事なんてないですからね。ただ、短期や中期などは一般的に使われている数値あたりを入れていればOKです。

グランビルの法則でもゴールデンクロスやデッドクロス後に短期移動平均線が中期移動平均線に収束してから再度同じ方向へ拡散していくポイントになります。もう少しあるんですが、基本的には何でもFXは1発目なのでこの部分をフォーカスします。そうすると、どうでしょうか?ちゃんと収束してから同じ方向へ拡散している部分もあれば反転している部分もあります。これを考えないといけないって事です。

この画像で白い矢印で差している2か所です。この部分はゴールデンクロスやデッドクロス後に収束して同じ方向へ拡散するかと思いきやそのまま反転してしまった部分なんですね。グランビルの法則が使えないって思っている人はこういう部分を何も考えていないと言えるでしょう。疑問を持ってくださいね。そして解決しようとする姿勢が大切です。

だから説明されているモノを鵜呑みにしてはいけませんよ。だからこそ単純に移動平均線だけで覚えて使うと痛い目を見る時もあるって事をまずは覚えてください。

本当はトレンド転換してからの1発目が有効

ここからは本当に使えるグランビルの法則を書いていきますね。これを掛け合わせて教えてくれているサイトや動画ってあまりないんですね。なので安易に手を出すと負けるんです。これを読んだだけでひらめいた方はもう分かるはず。なぜ先ほどの画像の部分で綺麗にグランビルの法則が成立した部分と成立しなかった部分があるのかって事です。

先ほどグランビルの法則が成立した局面で説明していきます。こういう事をしっかり考える事が非常に重要ですからね。ではいきますよ。タイトルにあった通りトレンド転換と掛け合わせて考えていってください。

この時間足のトレンド転換。言ってみれば1時間足なので1時間20MAレベルのトレンド転換になりますので4時間でのトレンド転換になります。その4時間レベルの戻り高値はこの画像にある青色のラインになります。その戻り高値を抜けている事が分かります。という事は4時間レベルではトレンド転換になります。なので4時間レベルからは押してきたら押し目買いを狙いたいわけです。言ってみれば僕のエリオット波動でもお伝えしている第3波目になるポイント。そういうポイントでグランビルの法則が発生しているという事です。

重ね合わせて考える事の重要さがお分かりでしょうか?

こういう部分のグランビルはとても重宝するポイントだという事です。単純に移動平均線がってお話しではないという事です。

グランビルの法則だから安易にエントリーしない

ここまで書けば安易にグランビルの法則が見えているからって手を出すから考える事にシフト出来るのではないでしょうか?このサインみたいなものはとっても便利なんですね。説明でもかなり分かりやすく説明されているのでついついやってしまうのですが、ちゃんと考えてください。グランビルの法則の中でも一番、勝率が高い可能性がある場所。こういう事を考えていくと安易にエントリーして負ける事も避けれるはずです。

グランビルの法則は視覚的に分かりやすい

先ほど書いた部分が本質になります。とは言えどグランビルの法則はとっても便利で視覚的に分かりやすいものになります。

・移動平均線でのワンクッション

・ゴールデンクロスやデッドクロス

移動平均線でのワンクッション

僕は使えないというよりも使いこなす為にはどう考える派です。基本的にトレンド転換も移動平均線で僕は基準をつけて見ているので、ついでにグランビルの法則も見ているという事です。また視覚的には非常にエントリーポイントが分かりやすく重宝するのは間違いないです。特に移動平均線がゴールデンクロスやデッドクロス後にワンクッションポイントで発生しやすいのでそれを待つというイメージでもいいでしょう。その間に各時間足のトレンドをチェックしたり、トレンド転換の1発目なのかを再確認していきましょう。

ゴールデンクロスやデッドクロス

これは先ほども書きましたが、グランビルの法則は短期移動平均線が中期移動平均線をぶち抜いてからワンクッション(一度寄り添って)してから始まるものです。なので基本的にはゴールデンクロスやデッドクロス後に発生という事になります。なので初心者でも第3波目っていうのが視覚的に分かりやすいという事です。

グランビルの法則を正確に捉える事

ここまで解説してきましたが、いかがだったでしょうか?単に知っていて使うのと理解して使うのでは雲泥の差です。

・グランビルの法則を正しく理解した上で使う

・各時間足のグランビルがある

グランビルの法則を正しく理解した上で使う

今まで見てきたグランビルの法則とは違う角度の説明をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?グランビルを使ってもなかなか勝てない人っていうのは何かが欠けているんですよね。それに気づかないで、改善しようとしないからなかなか勝てないんです。そもそもFXに対する姿勢が問題って事もあります。このグランビルの法則1つにしてもここまで理解しておかなければならないという事です。

そうアナタもプロの世界に足を踏み入れている自覚をしてくださいね。

各時間足のグランビルがある

また最後に今回説明した部分は単純に1時間足で4時間足レベルのトレンド転換からのグランビルを解説してきたわけですが、当然FXには各時間足があるという事です。1時間レベルのモノもあれば日足レベルのモノもあるという事です。ここもしっかりと考えてくださいね。簡単に言えば環境認識の部分でもあるフラクタル構造です。