エリオット波動を使って勝率を上げる為に押さえるポイント3つ

エリオット波動の手法

最近はよくエリオット波動の事を解説していますが、これを使って勝率を上げていく為に押さえておくポイントがあるんですね。

何となく5波を形成して反転していくな~と思っているだけではいけませんし、それだけでは負けます。

なので今回はここはしっかりと押さえておいてくださいねという部分について解説していきたいと思います。

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エリオット波動1波目を捉える事

まず一番最初に押さえておかないといけないポイントがまさにこれだと思います。1波目ですよね。これが発見できないとカウント出来ないですよね。

そんな1波目は以前にもやりましたが、ここで再度違うチャート図を使って解説していきます。

基礎の基準を使う

もちろん基準をつけていきます。

こちらは1時間足チャートを表示しています。そして右側が分からないように消している状態です。実際のチャートを見てる時もこういう感じですよね。

ここからどうなったら崩れていきやすいのかを想定しないといけません。またはどうなったら上昇していくのか?これも想定する必要があります。

この時点での押し安値っていうのはこの水平線になるわけです。画像に書いてある黄色の線も引いた部分ですね。なのでここを割り込むまでは最終的なトレンドの決着はないという事になります。

そこから少し進めます。

そうするとこのように押し安値をぶち抜いてきましたね。

押し安値を割り込んでトレンド転換になります。

そして押し安値を割り込んでトレンド転換したのをエリオット波動の1波目と認識していくという事です。

またこの画像では1時間足20SMAレベルの押し安値を割り込んできたので4時間足レベルの1波目っていう事も同時に判断できます。

なぜ1波目の判断が大切か

そもそもなぜ、このように1波目の判断が大切か?という事です。

そこまでアナタは考えた事がありますでしょうか?

この画像のように1波目って事が理解できるからこそ、次は2波目と想定する事ができますよね。

なので、色々と準備が出来る。

エリオット波動っていうものは基本的に

1波目→2波目→3波目

という風にきますよね。そう考えると1波目に基準をつけて気付かないと、そもそも2波目でアタフタしている間に乗り遅れる可能性もあるからです。

特にFX初心者の人はすぐに判断が出来ないですよね。だからこそ基準をつけて先読みしておかないといけないという事なんです。

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3波目の入り口を知る事

さてエリオット波動でもっとも伸びていくポイントとされているのが第3波目と言われています。なので基本的には優位性が高くその後の利益も取りやすいわけです。

知っているからには狙わないといけないですよね。でもよくよく考えてください。

皆さんは第3波目を知ってるけど、2波目って知っていますか?

先ほどのチャートを使って解説していきますが、このように2波目っていうのは基本的に戻してきます。全てではないですけど、戻す確率が高いという事。

その戻し方も色々あるのは間違いないんです。このチャート図だったら綺麗な戻し方だと思います。

これが大切なんです。

第3波目を捉えようと思うのであれば、2波目がどうなっているか?

ここ考えた事ない人は、必ず考えてください。

そういう思考が抜けている人は、FXは総合的な判断が大切なのにエントリーポイントばっかりに固執して負けますからね。もっと本質を学んでください。

それが僕がいつもお伝えしているFXは一連の流れという事です。

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2波目を理解する

先ほどの2波目の部分を15分足にしてみました。そうすると15分足ではこのように動いているわけです。

ここを死ぬほど見て本当に理解していかないと、いつも何となく第3波目に乗っているだけです。

この画像で描いた線が15分足の20SMAで確認できる上昇という事になります。

4時間足レベルの2波目の部分では15分20SMAレベルで安値の切り上げ高値更新している事がわかります。という事は1時間足レベルではレンジ状態になってきているという事も分かりますよね。

押し安値を完成させて上昇。しかし上に戻り高値がある。

ざっくり見れば1時間足レベルではこういう感じに水平線が引けます。そしてこの間にいる限りは1時間足レベルではレンジを構成しているという事です。

でも大切なのは4時間足ではすでにトレンド転換して2波目を構成している部分という事です。

小さい時間足ばっかり見てたら、目の前の動きに惑わされる部分でもありますね。

そしてレンジになった部分をさらに見ていきます。

こう見ると画像の黄色の波形を見てください。先ほど押し安値を構成してきた部分から一度押して、再度上昇しようとした安値があります。

なのでこのような波形になるのですが、画像に引いている青色の線があります。ここを割り込むとどうなるか?です。

まだ押し安値を抜けていないのでレンジなのですが、直近では高値の切下げ安値更新になります。なので下げが少し強くなるわけです。

その勢いを使って押し安値を割り込むと、1時間レベルでも完全に勝敗がつき下方向が確定するという事です。

方向が揃ったから陰線が続いたという事です。

ようするに4時間レベルの2波目から3波目の入り口部分で、1時間レベルでは上昇を試みたけども上昇しきれなくレンジに持ち込んだが押し安値も割ってしまった。

押し安値を割った事により1時間も下で下落という事です。

そして一番重要な事は

POINT下げがは始まる前の高値の切下げ部分から注目しておく事

これが必要です。

エリオット波動の3波目を捉える準備。言ってみればこの2波目がどうなっているか?を分析していく必要があります。そしてこの2波目もいつもこうじゃないという事。

でも2波目を過去検証する事である程度のパターンが見えてくると思います。

FXは動く前にどれだけ想定出来るか?

これが非常に重要です。

エリオット波動を完璧と思わない事

覚えたら1つの形しか想像できない人っていますよね。そして、それを決めつけて見てしまう。

FXというのはそこまで単純でもないんですl。

例えば先ほどの部分っていうのはエリオット波動もかなり綺麗に構成されていてFX初心者の人でも分かる波形を描いていましたね。

でもね。毎度このように綺麗に描くとは限らないという事も覚えてください。

だからこそ、あくまで想定で進める事が大切なのです。その想定の中で一番分かりやすく伸びやすいポイントが第3波目って事になります。

例えば1時間レベルのエリオット波動を見るとこういう感じになる。

15分20SMAレベルの押し安値は画像に引いている白い水平線。ここを少し割り込んでから戻して3波目が出ています。

もちろんこの1時間レベルの第3波目が出る前までは4時間足ではまだ転換してない部分になるので、日足などの上位足の環境にもよって攻めれるわけです。

このようにピックアップした部分っていうのは綺麗なエリオット波動を描いている事が分かります。

分からないものは分からないが正解

先ほどまではかなり綺麗な部分を取り上げてきましたが、この画像はどうでしょうか?

カウントしてもなかなか合いにくいですよね。こういう部分をエリオット波動は完璧だと思ってカウントしても分からないようになる事があります。

それではそこで考えられる事と言えば、今は自分が見ている時間足の動きではないという事が考えられます。特に日足や週足で持ち合ったり転換していく部分です。

本当に大きな時間足で迷走している部分や転換点っていうのは1時間レベルなどでカウントが合わない事があったりします。

なので合わないと思ったら上位足をしっかり確認してみる事をオススメします。

エリオット波動のポイントまとめ

各時間足の動きを捉えるのにかなり優れていると個人的には思います。

最初は1つの時間足で練習をしてみた上で、各時間足をフラクタルに考えて重ね合わせていくと徐々に見えてきます。

POINT・1波目を捉える事

・3波目の入り口を知る事

・全てを知る必要はない

このあたりをしっかりと押さえて過去チャートを使って練習してみてください。