第3波はFXをやっている人は知っていますよね。FXのエントリーでも優位性はかなり高いと僕も思っています。
でもその第3波目を捉えるのが難しいんだよと思っている方にも分かるように、この記事ではエントリーポイントとしても最高な第3波目を書いていきます。
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FX第3波とは
始めて聞いたという方もいないと思いますが、簡単に説明していきます。
僕はこの第3波に関しても基本的に基準をつけて見ています。
上昇の基本的な第3波目
こちらの画像はとある日の4時間足になります。
このチャート図の黄色で囲った部分が基準をつけた第3波目になります。基本的にはよく伸びていきやすいポイントです。
先ほど書いた基準ですが、それは押し安値と戻り高値になります。この画像では青色の矢印が戻り高値になります。そのポイントを黄色の波形で抜けています。
そして一度抜けてから押しを作って再度上昇していますね。
この一度押してから再度上昇していくポイントが第3波になるわけです。エリオット波動やグランビルの法則も同時に重なりやすいポイントでもあります。
エリオット波動の事はこちらの記事へ
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下落の基本的な第3波目
こちらは先ほどと基本的には反対なだけんですが見ていきます。
青色の矢印が押し安値になります。そうすると黄色の波形で押し安値を明確に抜いてます。そこから一度戻してから再度下落していく部分が第3波になるという事です。
このようにして基準をつけて見ていけば基本的な
第3波
をしっかりと迷わず捉えていく事が出来ます。FXというのは感覚ほど恐ろしいものはないですからね。こうやればFX初心者の方でもしっかりと認識出来るんです。
各時間足に存在する
これはどんな時も僕が口酸っぱく言っている事です。この第3波目についても各時間足に存在します。
1分足
5分足
15分足
1時間足
4時間足
ちなみに先ほど出した第3波目ですが4時間足でお話ししたので日足レベルって事です。
第3波目のエントリーポイント
さてそれでは第3波目という理解が進んだ所でさっそく先ほどの部分をさらに深掘りしてエントリーポイントを見出していきましょう。
例題で出すのは先ほど使った4時間足の下落第3波目を見ていきます。
日足レベルの第3波エントリーポイント
こちらは先ほどの4時間足です。
黄色の矢印の下落を今回は見ていきますね。このままだと少し細かい動きが見えないので少し時間足を落として値動きを見ていきます。
こちらは先ほど4時間足で見た下落の初動部分になります。時間足は1時間足です。
少しリアル感を出すために右側のチャートを消しています。また1本の白い水平線も入れていますが、こちらは4時間足20SMAで確認出来ていた日足レベルの押し安値になります。
この時点ではその日足の押し安値を明確に割り込んで戻してきている状態です。
ちゃんとこの部分を見ていくとこのような波形になっています。移動平均線レベルで見える波形ですね。
1時間足20SMAレベルの動きでこのような上昇トレンドを描いてきていますので、4時間足でしっかりと上昇トレンドに入ってきているという事が分かります。
4時間足で上昇トレンドに入ってたわけですから当然、黄色の水平線を引いていますが4時間足レベルの押し安値も形成されるという事です。
下落を狙っている時にこの押し安値を忘れる人がいます。意識してくださいね。今回は日足レベルの第3波目なので特に戻りは大きいですので。
という事はこの時点で何が考えられるのか?という事をしっかりと考えていかないといけません。
日足レベルではすでにトレンド転換しているので下げたいわけです。言えば日足からは戻り売りとして高くなれば売りたい相場という事です。
でも4時間レベルでは上昇トレンドになっています。って事は4時間足からは押し目買いとして安くなれば買いたいという相場なんです。
これが日足が転換して戻してきている中での4時間足の動きという事になります。
さらに細かく第3波の初動を見る
こちらは先ほどの部分をさらに落とし込んで15分足を見ていきます。
そうすると15分足のMAでも確認できる押し安値が形成されていますよね。青色の水平線になります。今回は4時間足の押し安値(黄色の水平線)と1時間足の押し安値(青色の水平線)が重なっています。
デイトレで見るとバンバン上昇なので買い目線です。
ただし日足ではすでにトレンド転換している事を忘れてはいけないという事です。
日足下落VS4時間足・1時間足上昇
FXは基本的に一連の流れで見ていくものです。
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そして少し進めて見てみましょう。
どうでしょうか?少し進めるとこの15分足20SMAでゆったり確認出来る高値切下げ安値更新が見えてきましたね。
という事はここで考えないといけない事があるわけなんです。
15分足20SMAレベルで高値切下げ安値更新をしてきたけど、まだ押し安値よりかは上です。
1時間足ではトレンドレスの状況になってきたという事です。
先ほどまでは上昇だったのですが、トレンドレス(レンジ相場)に1時間足はなったわけです。
先ほど見ていた状況から少し変化したわけです。
日足下落VS4時間上昇 1時間?
このような構図になってきたわけです。
その後はダラダラと下落してきました。
そして1時間足と4時間足の押し安値を明確に割り込んできたわけです。
って事はもう理解できますよね。
日足・4時間足・1時間足 オール下落
こういう構図へ変化しました。そして日足レベルの第3波になるわけです。基本的に時間足が大きければ大きいほど大きく動きやすいという事。
もう売り待ちでしょう。
エントリーポイントを探していこう
ここからはエントリーポイントについて書いていきますね。先ほどは日足レベルの第3波の戻しの部分を見てきました。
今回は日足レベルの第3波、そして戻しが終わって再度1時間足と4時間足も下げトレンドに入った部分から見ていきます。
基本的には戻してから狙うんだ
こちらは押し安値を割り込んでから少し進めたチャート図になります。
基本的には押し安値割れや戻り高値超えでエントリーしなくても大丈夫です。もちろん形によりますが、基本的に一度戻してきます。なので逆行に耐えれない人は戻してから入ってください。
画像にも書いている赤〇のポイントですね。そこではなく、移動平均線が水平か一度上向いてからと考えてください。
じゃないと伸びた先端で買ったり売ったりする事になりますので。
この局面っていうのは日足レベルの第3波になる部分です。なのでよく伸びていきやすいとも言えます。
そういう時はしっかりと攻めていく事。
でもちゃんと先ほどお伝えした通り、移動平均線が戻してきてからの戻り売りを狙っていく。
赤〇のポイントは比較的エントリーポイントとしては入りやすいと思います。でもたまに黄色の部分みたいに少し乱高下する時はパスしても構いません。
自分の分かりやすい部分から戻り売りを狙っていきましょう。
どこまで伸びるかをチェックする
いくら日足の第3波といえども永遠と伸びてく事なんてあり得ないですよね。
それもしっかりとチェックしていきましょう。
僕がよく使っているものはフィボナッチエクステンションですね。この画像にある起点からまず押し安値を割り込んだ1波目に対して引きます。そこから折り返してきた2波目の高値にあてる。
これは正確なフィボナッチエクステンションです。
意識されるのは100%か161.8%か261.8%あたりになります。
そうやって見ていくと、先ほどご紹介していたエントリーの部分はまだ下げる余地はありますよね。なのでトレンドに逆らわずに売っていこうよって事が言えます。
逆を考えて見ると、100%あたりや161.8%に近づいてくると売り相場だとしても気を付けて売りを検討していかないといけないな~とも言えます。
僕なんかはざっくり見たいのでフィボナッチリトレースメントをそのまま反対に引いて偽フィボナッチエクステンションを見たりします。笑
あくまでどこまで伸びるかの予測なのでざっくりでも全然OKだという事です。
デイトレでオススメの第3波
先ほどまでは日足レベルの大きな第3波の初動からエントリーポイントまで見てきました。でもこれは日足レベルなのでかなり大きな時間足を見ているんですね。
デイトレードではもう少し時間足を落としてトレードしていきます。
1時間足の第3波
やっぱりデイトレードではオーソドックスだと思います。これは僕が勝手に思っているだけです。笑
デイトレとなるとこの1時間足の第3波もしっかりと狙う事は可能です。ただし先ほど見てきた日足レベルの第3波の伸びよりも小さいです。
またどの時間足のトレンドが味方かで伸びは変わってきます。
POINT・その日の動きとして捉えていく事
・どこの時間足が味方かで伸びは変わる
・デイトレとしてタイミングは合わせやすい
4時間足の第3波
こちらもデイトレードをしている人なら狙いたいポイントになるかと思います。先ほどやった日足レベルより1つしたの時間足での第3波ですね。
4時間足レベルの第3波は綺麗に始まるとそうそう戻ってくる事が少ないです。特に大きな時間足からも同じ方向へ動いている時など。ある意味、安心とも言えるかと思います。
POINT・1~2日ぐらい伸びていきやすい
・1時間足の第3波も同時発生する
・デイトレとしてタイミングが難しい
FXエントリーポイント第3波のまとめ
ここまでFXエントリーポイントと第3波について解説してきました。
基本的には第3波目っていうのがエリオット波動にしてもグランビルの法則にしても一番伸びるとされています。なのでその部分に乗っていった方がお得ですよね。
基準をつけて見ると、トレンド転換の1発目とも言えると思います。
第3波のエントリーポイントだけに目をやらず、まずは基準を理解して相場を見ていく事によって色々なものが見えてくると思います。