エリオット波動の見つけ方は【基準】をつけて見れば誰でも簡単に第3波が理解できる

エリオット波動フィボナッチ

FXをやる上では絶対に知っておけば使えるエリオット波動のご紹介をしていきたいと思います。

まさにセミナーレベルの解説をしていきます。

今まで何となくエリオット波動を知ったふりして、実際の相場では全然使えなかった人などもこの記事、もしくはサイト内にある動画を見て頂ければ本当の姿が見えてくると思います。

僕の神髄でもある誰でも分かる基準を元に書いていきます。

▼▼動画はこちら▼▼

エリオット波動1波の見つけ方

まずはエリオット波動というものは波という概念があります。その中でも、みなさんが一番頭を悩ませているのが1波目ではないでしょうか。

どこが1波目なんだろう。そう悩むから2波目も分からなくなり、大きく伸びていく第3波目っていうのが分からない。だから使えない。

違いますよ。基準をつけて見ていくだけで、本当にエリオット波動の1波目を見極めるのは簡単になってきます。

押し安値or戻り高値

これは僕のサイトでも書いている通り、僕の神髄なんです。これを基準にして相場の全てを見ていると言っても過言ではありませんね。

エリオット波動1波の見つけ方

こちらはユーロドルの1時間足チャートになります。もちろん、この中でも僕の基準を使っていけばエリオット波動が隠れている事が分かります。

エリオット波動1波の見つけ方

この黄色の矢印で上昇した部分ですが、ここにもエリオット波動が綺麗に見える部分になります。また青色の下落の矢印ですね。こちらもエリオット波動が見える部分です。

ここでのテーマはエリオット波動1波目の見極め方なのでご紹介していきます。

エリオット波動1波の見つけ方

こちらは先ほどの黄色の矢印で書いていた上昇の局面です。このチャート図の中に戻り高値があります。青色の矢印の高値ですね。

戻り高値は基本的にトレンド転換として僕は見ています。

そうすると、どうでしょうか?

エリオット波動1波の見つけ方

この赤色の〇ポイントでしっかりと戻り高値の水平線を突破しているのがお分かりでしょうか?

前回の安値を更新した戻り高値を突破です。という事はトレンド転換したという事になります。ちなみにこのトレンド転換は1時間足20SMAレベルなので4時間足のトレンド転換となります。

僕は押し安値や戻り高値にも誰でも分かるように基準化しています。不明な方はこちらの記事も読んでください。理解が深まると思います。

[blogcard url=”https://lucy-fx.com/osiyasunemodoritakene/”]

エリオット波動1波の見つけ方

これがエリオット波動の1波目だという事なんです。今までアナタは目の前の意識されてるのかも分からない高値や安値で1波目かな~とか、エリオット波動で使えるインジケーターはないかな?なんて探していたのではないでしょうか。

たったこれだけなんですね。

でも大切なのは、この見方には前置きがあって基準をつけているから分かるという事です。

上昇も下落も同じ事

エリオット波動1波の見つけ方

先ほどはこの黄色の矢印で書いた上昇していく局面のエリオット波動1波目を見てきました。次に見るのは青色で書いている矢印の下落部分になります。

しっかりと先ほどお伝えした部分を思い出しながら見てくださいね。

エリオット波動1波の見つけ方

こちらが青色の矢印で書いた下落していった局面です。さて下落の1波を見極めるには何が必要でしょうか?考えてくださいね。

答えは押し安値ですよね。

エリオット波動1波の見つけ方

こちらが20期間で分かる押し安値になります。水平線も引きました。分かりますでしょうか?この水平線を引くだけであれ?ってポイントありますよね。

エリオット波動1波の見つけ方

ここですよね。この赤色の〇ポイントです。1つ前にお伝えした黄色の矢印の上昇局面とは正反対の事をしているだけなんです。笑

えっ!こんな簡単なのか?

そう思われた方いると思います。相場はそんなに複雑ではない。複雑にしているのは教えてる連中が悪いからです。笑

少しの知識さえあれば、何でも言えるのがFXの世界。だから中途半端な答えを教えられて、みんな負けていくんです。

少し話しはズレましたが先に進めますね。

エリオット波動1波の見つけ方

こうですね。これがエリオット波動1波目になります。この見方が簡単でとってもシンプルなんです。しかも、僕は先ほどからお伝えしていますが、押し安値と戻り高値にもある程度、誰が見ても分かる基準をつけているから簡単なんです。

おそらく押し安値と戻り高値を僕の見方でマスターすれば、誰でもエリオット波動1波目を捉えれると思いますよ。

エリオット波動1波の見つけ方

1波目が発生したんだから、戻しがあるわけですよね。それがこの画像にも書いてある2波目になります。よく調整波とか言われるやつですね。呼び方はどうでもいいんです。笑

そっからの。

エリオット波動1波の見つけ方

みなさんが待ち望んでいるもの

第3波

FXではよく聞くと思いますがやっぱり第3波目は優位性が高く、よく伸びてくれるポイントでもあります。この第3波だけをしっかりと待って狙い撃ちしている人も知っています。笑

FXっていうのは、基本的に分かる所だけやれば問題ないんです。毎日トレードして必死になるよりかは分かりやすい部分だけを丁寧にトレードする。これが大切です。

ここまでがエリオット波動1波を見極めるポイントになります。

忘れないでくださいね基準。

エリオット波動は各時間足に存在する

Mr.エリオット波動は各時間足に存在しているという事も忘れてはなりません。よくFXでは環境認識でも言われるように各時間足を見る。これはとっても大切な事です。

エリオット波動のフラクタル

こちらはとある日のユーロドル1時間足になります。左側から上昇してきて右側では下落していってる局面になります。結構きれいな相場かなと思います。それでは先ほどと同じようにMr.エリオット波動を探していきましょう。

エリオット波動のフラクタル

押し安値を探します。そうるとこの黄色の矢印が押し安値になりますね。前回の高値を更新した安値。それが基準でもある移動平均線レベルで分かる谷になっている安値です。

※ちなみに各時間のエリオット波動を見ていきますので、見ている局面がズレないようにチャートに縦の赤色の線を入れています。

エリオット波動のフラクタル

はいもうお分かりですよね。基準をつけた押し安値を赤色の〇ポイントで抜けてきている事が確認できます。ちなみにこれ1時間足なんで、割り込むまでにかなり時間かかってます。

そうすると何が見つかるか?

エリオット波動のフラクタル

これですよね。これは先ほどやった事と同じ事をしているんです。この画像に切り替わる前に分かっていない人はまた最初に戻って1波の見極め方は見てください。

大切な事

~再現性~

僕はほぼ同じ事しか書きません。でもそれは再現性を高める為にって事です。よくFXでは再現性って見ますが、感覚の再現性ではなくチャートに基準をつけた再現性が僕の最大の武器です。

~誰でも分かる~

ここを意識して書いてますからね。

エリオット波動のフラクタル

そして、また頭に入れておいて欲しい事は1時間足20SMAレベルの押し安値割れの1波とするならば、この1波目は1つ上の時間足、4時間足の1波と捉える事が出来ます。

これは移動平均線レベルでダウを見るでやりましたね。まだ本当に理解していない人は必ず見てください。

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となると4時間足のエリオット波動の1波目は分かったけど、1時間足でのエリオット波動はどこになるんだろうとなるわけです。

・1時間足レベルの動きを見ていくには?15分足20SMAレベルですね。

大きなエリオットの中に小さいエリオット波動

エリオット波動のフラクタル構造

こちらは先ほどの局面を15分足にした部分になります。ちゃんと縦の赤色の線が入っていますね。

そして先ほど見ていた4時間足レベルの押し安値の水平線も引いたままにしています。さて、それでは1時間足レベルの押し安値はどこでしょうか?

エリオット波動のフラクタル構造

ここですね。前回の高値を更新した安値。黄色の矢印の部分になります。これが1時間足レベルの押し安値って事になります。それでは先ほどからしつこくやっている行動をするだけですね。

エリオット波動のフラクタル構造

はい、ここですね。押し安値を引いた水平線を赤色の〇ポイントで割り込んできていますね。という事は1時間足レベルでは何が起こったか?って事です。

トレンド転換ですよ。

もっと言えば

エリオット波動のフラクタル構造

先ほどからやっているこれですね。第1波目って事。

この僕の見方は基本的にトレンド転換=エリオット波動1波目って事になります。なので基本的には言葉が違うだけで同じ事なんですよ。

エリオット波動のフラクタル構造

このように15分足20SMAレベルの押し安値割れを1波目とするならば、1つ上の時間足の1時間足の1波目と捉える事ができます。

この2つのエリオット波動をパズルのように組み合わせる

この2つの時間足を組み合わせる事によって見える相場のカラクリがあります。これに気付いた時、あなたは本当のチャートを知る事になるでしょう。笑

そしてよく言われるマルチタイムフレームの意味も理解出来てくるのではないでしょうか。

エリオット波動使い方

こちらは先ほど見てきたユーロドル1時間足を表示しています。先ほど見ていた4時間足のエリオット波動を書き込んでみますね。

エリオット波動を極める

先ほどから見ている押し安値を割り込んだ部分を1波とします。そして戻した部分を2波と捉えます。そして、みなさんが大好物でもある第3波が力強く伸びていっていますね。

これが4時間足レベルのエリオット波動ですね。

そこに1時間足レベルのエリオット波動も書き込んでみます。

エリオット波動を極める

こういう感じになります。4時間足のエリオット波動の第1波目の部分に注目してください。どうなっていますでしょうか?

4時間足レベルのエリオット波動の第1波の中で、1時間足レベルのエリオット波動の第3波まで確認出来るかと思います。

この2つの時間足の関係性が本当によく表れているという事ですね。だからこそ、自分の見ている時間足の動きだけではないという事なんです。

押し安値割れヘッド&ショルダー

これはおまけですね。笑

こういう部分って本当に押し安値割れヘッド&ショルダーがよく出現します。ここまで見えていたら変態トレーダーですね。

エリオット波動が波及していく時

今回はエリオット波動を深掘りしまくりますので、しっかりとついてきてくださいね。

エリオット波動理論

こちらは先ほどのユーロドル1時間足になります。こちらのチャートで1時間足レベルのエリオット波動の5波目まで描いてみますね。

エリオット波動理論

そうするとこんな感じになるかと思います。ここで思う事は1時間足レベルではエリオット波動5波目までが終了して、もう下落は終わったなと考えれます。

なので、次は上昇かな~なんて感じにも考えられるんです。

ただし、ここからがまた重要な考え方になります。この次の画像は本当に重要なのでしっかり覚えてください。

エリオット波動理論

先ほどの1時間足レベルのエリオット波動第3波目で4時間足の押し安値を割り込んでいるという事です。という事は1時間足の第3波目で1つ上の時間足のトレンドを転換させた事実なんです。

言い換えればどの時間足もそうですが、基本的に第3波が一番強いとされるのでその第3波目で1つ上の時間足でもあるトレンドを崩せるか?

これが重要なんです。

仮にこの1時間足のエリオット波動で4時間足の押し安値を抜け切れなったら、どうなのかと考える。

4時間足ではトレンド転換=エリオット波動第1波目と捉える事が出来ないので、1時間足レベルのエリオット波動の5波目が終了してから上昇に転じた可能性もあったという事です。

エリオット波動理論

今回の場合は1時間足レベルのエリオット波動で4時間足のトレンドも転換させた。だから4時間足のエリオット波動第1波として捉えられて、1時間足レベルのエリオット波動第5波目が終了してもそこが4時間足レベルの2波目として大きく第3波に繋がったという事なんです。

エリオット波動を組み合わせる事によって見える事なんです。だから1つの時間足だけを見ていては勝てないって事にも繋がりますね。

これが基準をつけたエリオット波動

POINT・エリオット波動は各時間足にある

・エリオット第3波で1つ上の時間足を転換させれるか?

・もはやエリオット波動で環境認識も出来る

エリオット波動のパターン集

それでは今まで習ってきたエリオット波動の振り返りとしてここからはエリオット波動集として様々なパターンをご紹介してきます。

ポンド円エリオット波動

こちらはとある日のポンド円1時間足になります。下落してきてから上昇へ転じている局面ですね。

当然この中にもエリオット波動が隠れております。お伝えしてきた事をしっかりと思いだしてくださいね。

ポンド円エリオット波動

この黄色の矢印の上昇を見ていきましょう。

上昇していく部分で大切なポイントは覚えていますでしょうか?これスッと出てくるぐらいにしてくださいね。

ポンド円エリオット波動

戻り高値ですよね。左側でずっと下落してきたわけです。下落してくるって事は当然戻り高値があるんです。その部分に白い水平線も引きました。

そうすると赤色の〇ポイントで戻り高値を更新しているのが分かります。

って事は~という一連の流れで考えてくださいね。

余談ですが、一連の流れのセミナーまだ見てない人は絶対に見てください。

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ポンド円エリオット波動

こうですよね。戻り高値を更新した部分をエリオット波動1波と捉えます。

ちなみに1時間足20SMAレベルで見ているから4時間足の戻り高値って事になります。4時間足のエリオット波動第1波という事です。

時間の使い方も慣れてきましたかね。笑

ユーロドルエリオット波動

こちらはユーロドル1時間足になります。

少し今回は急激な動きになって上下しています。判断力が必要ですが、この中にもMr.エリオットが隠れています。

ユーロドルエリオット波動

こんな感じに水平線を引きました。どうでしょうか?2本?と思われたかも知れません。でも2本引けますね。むしろ左側の下落からもカウントしようかと思いましたが情報が多くなりすぎるのでこの2本。

ユーロドルエリオット波動

上の水平線は少し微妙なんだけど、黄色の矢印で書いてある押し安値をヒゲでほんのちょこっとだけ割り込んでいるんです。FXは明確な方が絶対にいいです。

下の水平線は分かりやすいですよね。青色で書いた矢印の戻り高値を赤色の〇ポイントでしっかり更新しましたね。

という事は~

ユーロドルエリオット波動

こんな感じで下落も1波目、上昇も1波目なんじゃないのって見えますよね。ただし、今回は角度がものすごい急なので少し難易度も高いかなと思います。

ユーロドルエリオット波動

こんな感じで第3波へ繋がっていった感じですね。

もちろんこれも基準あってこそ見えてくるエリオット波動って事です。下落の部分は少し押し安値割れが明確じゃないので下落の方は難しいかも知れません。

どんな通貨でもおそらく効く

ドルトリコリラエリオット波動

こちらはとある日のドルトリコリラ1時間足になります。

ドルトリコリラは今回見るのが初めてなんですよ。笑

よくスワップ系で人気があるのかな。そんなの関係なくさっそく見ていきます。

ドルトリコリラエリオット波動

こちらも左側で綺麗に下落のトレンドが発生してきていて、戻り高値を形成しましたね。前回の安値も分かりやすく更新してくれています。

ドルトリコリラエリオット波動

はい、もういいでしょう!戻り高値だった水平線を赤色の〇ポイントで更新してきましたね。という事はって考える。もう皆さんなら言える、自信を持って言いましょう。

ドルトリコリラエリオット波動

第1波を形成してきたって事です。1波目っていうのはトレンド転換させる『変態的なお金持ち』が作っていますので静観して問題ないです。

あくまで1波目を作っている時は、戻り高値を更新するまでは逆張りですからね。どの時間足の1波なのかでトレード出来たりトレード出来なかったりです。

それはあなたがどの第3波に乗ろうとしているかで変わるからです。

ドルトリコリラエリオット波動

その1波が出た後は2波になってレンジを少し作った後に第3波が発生しました。僕は初めてドルトリコリラを見てみましたがMr.エリオットはいますね。笑

先ほどのドルトリコリラにはもう1つのMr.エリオットが隠れていたことを…

ドルトリコリラエリオット波動

この青色の矢印をしっかり見てくださいね。

どうか思いませんかね。

ドルトリコリラエリオット波動

こちらに水平線を引く事が出来ますよね。基準をつけた前回の高値を更新した安値でもある押し安値なんです。さらに言えば、上昇の第3波を作った安値でもありますね。そこに水平線を引いています。

ドルトリコリラエリオット波動

そうすると赤色の〇ポイントでその押し安値を割り込んできているって事実が判明してるわけですよ。となるとって考えてください。

押し安値を割り込むという事はこの時間足では1波が出た可能性が大いにありますね。

ドルトリコリラエリオット波動

こうですね。このように下落に対してのMr.エリオットが出てきたわけです。

これ気付いてた人いたら素敵だな~と思いますよ。僕の押し安値や戻り高値をマスターしてると思います。

なぜこんな感じに出したかと言うと

…考える事

これなんですよ。自分でしっかり考えないと何の意味もないです。勉強してるつもりでも、頭にしっかり入ってこないんです。

ドルトリコリラエリオット波動

その後はこのように綺麗に第3波へ繋がっていきました。こういうパターンもあるという事なんです。ただ単にチャートを見ているだけでは気付かない事もしっかりとチャートに基準をつけて見ていくだけで、視野がこれほどにまで広くなるという事です。

ドルトリコリラエリオット波動

もっと言えばこんな感じでMr.エリオットが完成されていたという事です。

上昇の4波と5波の部分が下落の1波と2波に重なってる。

とっても美しいフラクタル構造だな~って身をもって分かるわけなんですね。

もちろん、画像は載せないけど押し安値割れのヘッド&ショルダーです。笑

エリオット波動のまとめ

エリオット波動を勉強しても分からない人って、感覚になっている人です。でも、それは当然で教わる人が感覚だからなんです。

僕は明確な基準をつけて今回は全てのエリオット波動をお話ししてきました。ぜひさまよっている人は参考にして頂ければ幸いです。

POINT・基準があってこそのMr.エリオット

・各時間足に存在する

・各通貨で使える

本当に極めると環境認識までエリオット波動で終わってしまうぐらい素晴らしいものです。

なのでしっかりとマスターしましょう。