FX初心者から脱する考え方

本日は久しぶりに動画&サイトへ投稿してみようと思います。おそらく初めて僕の事を知った人にも重要な考え方で今まで見ていた方に対しても振り返り、初心に戻るという意味でも大切な内容になっています。

FX初心者は何でも100%だと思うな

・相場の答えに100%はない
・同じような感じを求める

相場の答えに100%はない


このチャート画像に書いてある通り相場に100%はありません。基本的に日本人は完璧な答えを求めて教育されているので、そうでなければどう対応していいのか分からなくなります。僕は以前にもTwitterなどで言った事がありますが足し算をした時に答えは多少ブレるのがFXだと思います。

1+1=2

上記はガチガチの日本人です。でもこれが不正解ではなく正解です。しかしFXは全てが綺麗に答えが2になるというわけではないと言う事です。

1+1=2.3

たとえばこの回答でも正解になると言う事。この数字が例えば5とかになれば『違うんじゃないのか』という感じになるわけです。

それはFXには様々は手法が存在しており、また勝率も違うわけです。なので2.3をずっと回答としていても勝てます。逆にちゃんとした答えの2としか回答しない場合はチャンスが少なくなったりするとも言えます。

言ってみればFX初心者は教科書、また今まで習ったであろう事を100%と捉える傾向が高く、逆に言えばそれ以外は思考停止する傾向にあります。そうじゃなくても相場が伸びたのであれば、それが正解です。そこから自分が分かる範囲なのか?どうなのかを見ていって自分へ取り入れていくという考え方を持ってください。

同じような感じを求める

例えばこのチャート画像にはチャートパターンというものが隠れています。今回は皆さんが一番分かりやすいチャートパターンを探してみましょう。もっと言えば色々なパターンはありますけどね。

はい。このように大きく見ると『三尊』と『逆三尊』があると言う事になります。ヘッドアンドショルダーですね。このチャートパターンは誰もが認識しやすくて分かりやすい、また反転を示唆するパターンとして多くのトレーダーにも認識されています。これはすぐに分かったのではないでしょうか。ではここからがテーマです。

先ほどのチャート画像に波の動き方とネックラインと呼ばれる部分に黄色の線を引いて見ました。そうすると三尊の完成後の動き方と逆三尊の完成後の動き方が違うという事に気が付きましたでしょうか。ここが先ほどから言っている100%を求めるなという事になります。

三尊が完成した後は綺麗に伸びていくと思い込んでいる方がいれば、それは正解でもあるけれど不正解でもあると言う事です。

では三尊完成後の動きから見ていきましょう。このチャート画像では三尊完成後の動きとしてはまるで教科書通りというか右肩の起点となったサポートラインに対して下落後戻してきています。そして、そこから再度下落していっていますね。これはよく見かけるダブルトップもそうですが、ネックラインに戻ってきてから再度下落していくとよく書かれています。

それでは右側で完成した逆三尊はどうでしょうか?先ほどはネックラインに対して戻ってきてから再度同じ方向へ向かいました。しかしこの逆三尊は白い水平線がネックラインなのでそこを少しだけ突破しただけで大きく前回安値部分まで戻ってきてから再度上昇していると言う事です。

この2つにしても同じ三尊、逆三尊ですがその後の動き方が違うと言う事です。なので形にこだわるのは問題ないのですが細部まで完璧な動きを求めすぎると逆にエントリーが出来なかったりするわけです。FX初心者は見たもの教わったものを答えとして認識しますが、基本的には相場が全ての答えなので『こんな感じ』と捉えていく事も覚えてください。

また大切な事はその形が出現した時に後ろ盾はどうなのか?これを重要視してください。言ってみれば上位足と呼ばれるものですね。

FX初心者は負けた部分を振り返れ

・どこで負けているのかを知る
・どこで負けやすいのかを知る

どこで負けているのかを知る

さて次の考え方で重要な部分は負けた部分をちゃんと振り返れていますか?と言う事です。僕も今までFXをやっている方と話す機会がありました。その中で負けている方に対して必ず聞く事があります。それは、あなたはどこで負けているのか?と言う事です。これを言われて答えがすぐに出ない方は注意してください。

何故、答えれないのでしょうか?それはそもそも目の前だけを追いかけてトレードしているからです。もしくは負けた部分をしっかりと振り返れてないからだと言う事。

ここにチャート画像があります。白い水平線は押し安値です。その押し安値を割り込んだので売る。トレンド転換ですね。それは問題ありません。しかしその後はどうなったのか?

売ろうと考えていたのがその後は上昇してきてしまったと言う事です。トレンド転換したのであれば、再度下落してもおかしくない所が跳ね返ってきてしまった。

その後は再度ここの赤い線でトレンド転換しているのでこの時間足としては上昇を取れない事はないと言う事です。

この右側も同じようにトレンド転換後に売られているので分からないでもないという事。ただし、ここで重要な事を見逃してはならない。ここは上位足のどのような場面だったのか?また3波目を取りに行っているのに伸びたと思ったらすぐに跳ね返ってきてという動きもしている。

今回はこのように簡単な部分をピックアップしましたが僕の15分足=1時間レベルのトレンド転換で負けやすい部分はどこなのか?を知る事も必要だと言う事です。

POINT・15分足=1時間レベルで負ける部分を知る

これを知るためには上位足を見る

POINT・15分足=1時間レベルで負けやすい部分は日足レベルの押し目や戻り目

って事がある程度理解出来ると思います。そうすれば関係性が分かってくるわけです。逆に日足レベルの押し目や戻り目は15分足では相性が悪い可能性が高いな~と気付くんですね。

確かエントリーポイントの動画や記事で言った事があります。

4時間レベル(1時間足)が転換したら1時間レベル(15分足)でタイミングを取る。もっと言えば4時間レベルが転換している部分も1分足や5分足で押し目や戻り目の途中を見てしまうと上下にフラれる可能性があると言う事です。だからこそ、しっかりと理解を進めていかなければならないと言う事です。

君の気持ちは相場に関係ない

・エントリーに対して怖い
・エントリー後にお願い

この2つに関しては相場への影響は皆無だと知ってください。あなたが望んだりおびえたりした所でなんの影響もないと言う事です。またこの気持ちが前面に出ちゃう人はなんなのか?

『相場を知らない』

これが一番だと思います。もしくは100%を追い求めすぎている可能性があります。よ~く考えてみてください。なぜ負けているのか?相場を恐れるのか?それは全てあなたに責任があると言う事。相場は何も悪くないのです。