今回はよくあるお話しです。FXで負けて失望しましたーという方がいます。僕のYouTubeコメントでもたまにあります。お気持ちは分かるんです。でも失望してても何も始まらないって事をまずは理解してください。いくら嘆いた所で自分の思うように相場は動かないんですね。その事について実例も入れて解説していきます。
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FXで失望している暇はない振り返る
FXで負ける事が全て悪ではないんです。落ち込まず、いかに負けた部分がシナリオ外になった時に振り返りを出来るかです。
・感情なく相場を見ていく事
・実例を見ていこう
感情なく相場を見ていく事
まずは感情を捨てなさい。と書きたい所なんですが、人間なのでなかなか難しいんですよね。しかし、相場というものは自分が悲しんだり怒ったりしても全く微動だにしません。逆に自分が揺さぶられちゃうんですよね。なので冷静さをなくして振り返る事もせずに『負けたー』ではなんの意味もないという事を分かってください。
特になかなか勝てない人や負け続けている人の感情っていうのは恐ろしいですから。そんな感情を頂き続けて勝てるわけがないとも言えます。なので、自分が負けた時やシナリオ外になった時に何を感じているのかを再度振り返ってください。そして、ちゃんと冷静にいれているかです。
実例を見ていこう
ここからは実際にチャートを出して解説していきます。
こちらはドル円の1時間足になります。このチャートでシナリオ外になった人も多かったのではないでしょうか。そのシナリオ外になった部分というものがこちらになります。
この黄色で囲った部分です。ここっていうのは大きい時間足からも下げのトレンドが続いていて、更に4時間レベルや1時間レベルも下げに向いたんですね。とっても方向性が揃った部分だったわけです。
この目線は間違ってないんです。否定する必要もない。
なら少し下位足に落としてどうなったのか?これを少しばかり考えていかなければなりません。
こちらは更に時間足を落とした15分足になります。このチャートの部分を見ると一度強く下げたわけです。なので当然、売りを狙っていきたいですよね。1時間のトレンドも下を向きましたので。なので、この局面で売りを狙ってましたっていうのは全然OKなんです。
その後の動きというのはこうなってきたわけなんです。この時点でもまだ売り目線です。
いいんです。
いいんですが、少し考えてくださいね。今チャートの事実はどうなっていますでしょうか?少しおかしいな~と思いませんでしょうか。この時点で違和感というか何かがおかしいなーと気付かないといけません。それでは一体何がおかしいのかを見ていきましょう。
はい、これで分かりますよね。15分20MAレベルで安値切り上げ高値更新をしてきたわけです。であれば何が考えられますか?分からない人は買いが強いの?とか思うでしょう。そんな主観的な意見はどうでもいいんです。僕がお伝えしてきた事です。
POINT戻り高値がある状態で押し安値が出来た。
すなわちレンジ相場に1時間ではなったという事です。であれば再度1時間が下に向くまでは売れませんよね。単純なんです。よく売りだと思っていて、このように戻ってきてしまった場合に主観でチャートを見る人って多い気がします。違うんですよ。ただレンジ相場になっただけ。それ以外、何も考える必要はない。
ではその後はどうなっていったのか?
その後の動きっていうのはこんな感じになってきたわけなんですね。ちゃんと考えてくださいよ。売りだ~と思っていたけれどレンジ相場に1時間は転換してきたわけです。そして、さらにこのチャート図ではどうなっていますでしょうか?
このように1時間の戻り高値も超えてきたって事です。であれば1時間のトレンドとしてはどちらでしょうか?当然、上昇なんですね。そして、ここにはもう1点重要なポイントがあります。それは画像に赤線を引いている高値がありますね。これは4時間レベルの戻り高値になっていた所です。
って事は4時間までも上昇トレンドに入ってきたという事になります。
1時間と4時間が上昇に入ってきたという事。これ非常に大切です。入ってきたというのはすなわち?
エリオット波動で言えば1波目がきたかな?って事。という事は次は3波目が来る可能性があるので押し目買いしたいよな~って事です。
そして4時間もトレンド転換したんだから、どのタイミングで待ったらいいか?これはYouTubeの超絶セミナーでやってるんで見てくださいね。
素直に目線を変更する事も大切
目線を固定する事は必要です。でも目線が切り替わるポイントにきたら素直に従うという事も大切です。
・思い込み過ぎると結局ダメ
・相場は絶対がないから柔軟に
思い込み過ぎると結局ダメ
よくトレンド転換したので、もう何が何でも売りたいって思う人もいるかと思いますが、あくまでFXというものはパターンであり可能性なわけです。だからこそ思い込み過ぎると、自分のシナリオ外になった時にその思い込みが邪魔して素直についていけなかったりします。
なので思い込みではなくチャートの事実としっかり向き合うようにしましょう。
相場は絶対がないから柔軟に
先ほども書きましたが、相場というものはあくまで可能性とパターンなんですね。だからこそ可能性が高い=再現性が高いものを選択していくゲームみたいなものです。僕の基準化にしても再現性が高いからこそ続けられるという事です。
再現性があっても100%ではありません。なので負けたからと言って熱くならず冷静に相場を振り返る事が大切。
失望という感情をすててFXに向き合う事
FXが分からなくて失望するという感情をまずは捨てなさい、でなければFXという荒波にアナタは飲まれる事になります。
・失敗は誰にでもあります何を学ぶのか
・感情を押し殺して向き合いましょう
失敗は誰にでもあります何を学ぶのか
アナタは何回の失敗をしたでしょうか?僕は勝てるまでは失敗続きでした。今思うと何故もっと早く気づかなかったのだろうと思います。成功している人でも失敗から始まっているという事です。勝てている人と負け続けている人の決定的な違いは同じ失敗を繰り返さないという事です。
またその失敗に対して考える力があるという事です。ちゃんと掘り下げれる力ですね。なので失敗が悪いのではなく、その失敗をそのままにして何も学んでいないのがいけないのです。
感情を押し殺して向き合いましょう
人間だれでも感情というものがあります。最初から冷静に向き合える人もいれば、感情のままトレードしてしまう人もいるでしょう。でも、どこかで気付かないといけません。自分が感情をあらわにした所で相場には何の影響も与えれないという事です。
ゆえにどうなったらチャートというのは動いていくのか?これを感情を捨てて研究していく必要があると言えます。