FX過去検証のやり方【疑問を解決する為にするんだよ】

FX過去検証

FXではよく過去検証をやりましょうと言われます。僕は過去検証も含めて本当にチャートをかなり見てきました。見ていた時は楽しくて仕方がないという感情だったと思います。でもその過去検証のやり方が分からないって人は多いと思います。僕からしたら、なぜ分からないのかが分からないのですが記事を書いていきたいと思います。

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FX過去検証のやり方

過去を見て同じパターンを知らない限り目の前でバタバタしても成長するはずがないと思います。まずは何から手をつけていいのか分からないのであれば1つ1つクリアしていく事です。

まずは自分に基準をつける

これは僕のサイトやYouTubeを見てくれているのであればそこまで問題がないかと思います。FX初心者でも分かるように基準をつけているからです。そもそもFXで過去検証をしていく中で何か自分で判断できるものがないと分からなくなります。当然なんですね。だから僕は基準化してお伝えしているという事になります。

・押し安値と戻り高値

・移動平均線で高安値を見る

・トレンド転換後の2波目

まずはシンプルにここを押さえてください。使うツールとしてはフィボナッチなどもありますが、フィボナッチを使うとフィボナッチを根拠にしている人が多くいます。僕からすると違うんですね。あくまでフィボナッチは反発する可能性があるという事です。トレンド転換後の2波目でもお話ししているように。

・1時間レベルが転換しらた1時間レベルの2波目が来る。その際に2波目の中では15分レベルでは上昇や横ばいになる傾向が多い。そしてその15分レベルが再度1時間レベルと同じ方向へ向いた時にエントリーをしていく。

文章にするとたったこれだけなんですね。

トレンド転換からの更に下位足でトレンド転換

この意味をちゃんと理解してくださいね。確かに昔書いていた記事はフィボナッチを言っていましたが、ここまで考えて当然と僕は思っていたのですが違ったので説明させて頂きます。このようにちゃんと基準化していくからこそ、基準と違う動きになった際に『おかしいな』と気付ける事なのです。

逆に言えば、この基準化の神髄でもある押し安値と戻り高値も正確に覚えていかなければならないという事です。押し安値や戻り高値が同時に現れた時はレンジですよ?この事もしっかりと見抜けているのかをまずは振り返ってください。

1つの時間足だけで過去検証していく

僕はいつも上位足も含めてお伝えしています。しかし、おそらく上位足まで環境認識がちゃんと出来ない人もいると思います。そもそも混乱して分からないという人ですね。そんな人も含めてまずは1つの時間足だけでFXチャートで過去検証していく事をオススメします。

なぜ1つの時間足だけでやるかというと、基本的に相場の流れやローソンく足はフラクタルな構造になっています。なので、各時間足を見て混乱するぐらいなら1時間足チャートを開いて4時間レベルの動きをしっかりと見ていけるようにしてください。先ほどの基準の部分でもお伝えしましたが、4時間レベルの動きを追っていくのですから4時間レベルがトレンド転換したらどうするのか?

トレンド転換からのさらに下位足でもトレンド転換。

4時間レベルのトレンド転換なのでさらに下位足とは1時間レベルのトレンド転換になるわけです。

そういう部分を見て、本当にその後は伸びているのか?まずはこれをひたすら繰り返してみてください。同時に複数の環境認識は必要なんですね。でも苦手ない人は1つでいいからちゃんと分かるようになる事が大切です。

想定外の動きであれば上位足で確認

そして先ほどの続きになりますが、仮に4時間レベルの転換から再度下位足でもある1時間がトレンド転換したから言ってみれば第3波目と3波目の部分になりますので伸びて当然でもある。そう思って過去検証していたら、全然伸びていかない局面にも出くわすと思うんですね。なので、そういう部分が来たときに更に大きな時間足で確認していくわけです。

ここだけのお話しであれば日足などですね。

例えば日足の2波目の部分というのは更に下位足でもある4時間では反対のトレンドが形成されてくる可能性が高いです。これは先ほどのお話しと同じで時間足を上げただけなんですね。なのでそういった部分では4時間がトレンド転換していたとしても一気に跳ね返されたりするわけです。そういう確認を想定外の動きになった際は上位足を確認して、上位足からはどういう部分だったのか?と振り返っていく。これが大切なんですね。

過去検証する意味はFXのパターンを見つける事

過去検証では何を見つけるのか?それは自分で分かりやすいパターンなどを見つけて覚えていく為にするものです。覚えてないモノを実践のリアルでは使えません。

・毎回同じ形ではないからパターンを見つけなさい

・自分の得意な形も予め想定してやる

毎回同じ形ではないからパターンを見つけなさい

過去検証が分からなくなる人は『とっても真面目』な人だと僕は思っています。忠実に教えられた事のみを取り入れていく。それは正しいんですね。でも、相場って教科書やサイトで教えられているような綺麗な形ってあまりないでしょう?それでドンドンチャートを見ても意味不明になっていきます。

ある意味、考え方で言えば柔軟にパターンを見つけていく事が大切なんですね。三尊1つにしても全く同じ形ってめったに出てこないですから。その三尊といわれる形から少し崩れたものもあるわけです。

なので決めつけてチャートを見てしまうと分からなくなります。

柔軟にチャートを見て

同じような形

これを更に意識して見ていってください。

自分の得意な形も予め想定してやる

あなたは過去検証をする上で自分の得意な形はありますでしょうか?おそらくこれを聞いてすぐ思い浮かぶ人は大丈夫だと思うんですね。すぐに思い浮かばなくて『たぶん、こうかな~』って人はどうなったら相場は伸びていっているのかをもっと考えてください。

過去検証をする上では再確認をしていくという事も大切です。よく再現性という言葉が使われますよね。その自分の得意な形を過去チャートを使って再現性はどれぐらいあるのかを見ていくんです。またこの得意な形があればエントリー前から準備も出来るんですね。

再現性の確認もしやすいとも言えます。例えば得意な形だったけど思惑の方向へいかなかった。それを上位足の方向性から掘り下げる事が出来るという事なんです。なので、まだエントリーに関して1つも自信の持てる形がない場合はまずは1つでいいのでこれと言える得意な形を持ってください。

FXは過去検証をするからこそリアルで見える

FXは動画やサイトを見ているとまるで明日から勝てるような情報が多いですね。でも、それはそういう局面を切り取っているという事。

・リアルで分からないは圧倒的な練習不足

・考えて分かるレベルではなく見た瞬間に分かるレベルへ

リアルで分からないは圧倒的な練習不足

よくリアルになると分からないって人いますよね。それは僕からすると圧倒的な練習不足なんです。言ってみれば過去検証で死ぬほどチャートを見たのかい?と問いたいです。FXというのはある意味、独立した職業でもあります。社長なんです。そんな社長がリアルで分からないと思ったら何をすると思いますか?

それは分かるように何かをする

これ簡単な事なんですが、FXで勝てない人の多くは分かっているようで分かっていない事が多いです。あなたは社長と同じ立場でもあります。そんな社長が分からないです~。と言い何もしない。そんな会社にアナタは居て安泰でしょうか?出来る人なら、分かろうとまずFXであれば過去を見てどんなパターンがあるのかなどを掘り下げると思います。だってやらないと死活問題ですから。

こういう部分を忘れてはならないという事。副業であろうと、踏み入れてる世界は本業プロの世界です。

考えて分かるレベルではなく見た瞬間に分かるレベルへ

最後に考えて分かるレベルでも勝つ事は可能です。丁寧に相場を見ていけばいいんですね。でも過去検証を進めてやればやるほど自分で考える癖が身に付いてきます。そして自分で考えるからこそパターンも分かってくるんですね。そうやってドンドン進めていくうちに相場ってこうじゃないか?と見えてくる世界は必ずあります。

何年やっても見えてこない人は自分で考えていない。基礎を教わるのはいいけれども自分の頭を使わない限り一生勝つ事は無理です。なので自分でしっかりと掘り下げてチャートを見た瞬間に環境認識などが分かるレベルになってください。