FXを始めるにあたって自分はどういう風に取引したらいいか分からないな。
FXは土日を除いて24時間トレードするチャンスがあります。その中からいつ取引を行うのがいいのか?またお仕事をしながらするには?主婦をしながらするには?などいろいろと書いていきたいと思います。
自分の空いている時間とは
お仕事をしている方や主婦の方でFXのチャートを見れる時間帯ってそれぞれ違うと思います。
そこでまず最初に整理してほしい事は自分がちゃんとFXに向き合える時間が1日でどれぐらいあるか?という事です。
主婦の方であれば午前中やお昼過ぎになるのかなと思います。
僕は男ですのであくまで推測ですが。。
■主婦がFXを行うパターン
主婦の方であれば狙いやすい時間としては日本時間のFXです。
日本時間の相場は基本的に穏やかで値動きが少ない時もありますが、比較的素直ではないかと思います。
午前9時になると東京外国為替市場が取引開始になり動きが出てきます。
お昼前ぐらいまではわりと取引されています。その後はお昼休憩などを挟んで15時まで続けられます。
なのでトレードする時間もぴったりではないかと思います。
その中で丁寧にトレードチャンスを見ていきトレードしていくスタイルです。
日本時間に思惑通りにチャートが伸びていっても欧州時間に入り流れが変わる事もありますのでその前に決済して終わるのが理想かもしれません。
もちろん相場環境の状況でそのままポジションを保有しておくことも可能です。
■兼業サラリーマンがFXを行うパターン
日中は仕事でしっかりと相場を把握する事は難しい事多いのではないでしょうか。
安易に仕事の休憩中にエントリーをするよりかは仕事は終わって夜からでも十分にチャンスがありますので焦らないでくださいね。
負ける人ほど無駄にエントリーしますので。
昔の僕がそうでした。。。
夕方、もしくは夜からになると欧州時間からニューヨーク時間ですね。
実はここが一番取引量が多いしボラティリティも高いです。ただし欧州時間などはチャートが上下して振り回される事もありますので注意が必要です。
焦らずに自分はこういう形になったらエントリーすると決めチャンスを待ちます。
エントリーチャンスがきたらエントリーし就寝前に決済か思惑方向へ伸びたのであればトレール(決済移動)して建値付近へ損切を持っていき後はどこまで相場についていけるかを見ていきましょう。
万が一、寝てしまってもトレールしてるので最悪負けはないですね。
このように自分の空いている時間でどのように取引していくか?
を考える必要があります。
もちろんトレードスタイル。スキャルピング、デイトレード、スイングトレードで変わってきますが自分がFXに向き合える時間をしっかりと考えましょう。
自分に合ったエントリー根拠
先ほどはトレード出来る自分の時間をしっかりと把握する事をお伝え致しました。
ここからはエントリーについて解説していきます。
僕は専業に近いので時間帯は特に意識しておらず、自分の形、相場の優位性が働きそうな部分でエントリーをしていきます。
初心者の方であれば分かりやすい根拠としては【移動平均線】ではないでしょうか。
簡単に言えば過去の決められた期間の価格を波のようにチャートに描いてくれるインジケーターです。
移動平均線より上は買い優勢、下は売り優勢と視覚的に見れるので便利です。
他でも書いていますが、僕がもっとも重視しているものが【水平線】レジスタンスライン、サポートラインになります。
これはなぜ大切かといいますと、インジケーターなどはそれぞれの設定値などで根拠としては統一感がないんですよね。
それに比べ水平線というのは誰もが認識できる部分に引けるようになる事でその信頼性はかなり高いです。
僕自身もこの2つのみでほとんどエントリーや決済を行っています。
おまけは【チャートパターン】です。
ダブルトップやダブルボトムなどありますが、、僕の中で一番信頼しているのがヘッド&ショルダーです。
三尊、逆三尊ともいいますね。
こちらも好きなパターンですし、しっかりをチャート内で発見する事が出来れば勝率は各段にアップすると思います。
いっぱいインジケーターを入れるな
僕はFXを始めたばかりの時って色々な情報を参考にして、これがいいな~とかあれがいいな~なんて思っていました。
そしてインジケーターだらけにしてしまっていました。
その結果、インジケーターのサインとなる部分がいっぱいありすぎて、どこでエントリーしたらいいのかが全く分からない状態になっていました。
まさに相場を見ているというよりもインジケーターを見ているって感じで迷走していました。
そこから相場の本質というものを学ぼうと思い、インジケーターを消し現在使用している移動平均線と水平線のみにしてチャレンジしました。
そうすると見える景色が全く違うんですね。
あれもこれもインジケーターを入れたって、相場の本質を分かってないと使えないってことです。
なのでインジケーターはほぼ入れなくていいという事。
その前に相場の動きについて理解していきましょう。
なぜ大きく動いたのかを考える
相場には大きく動く局面は必ず出てきます。
1時間で50pipsぐらいなんて余裕で動きます。
でも、それがなぜ動いたのか?これを考えた事はありますでしょうか。
伸びたら『あ~!伸びた!エントリー出来なかった。。』と思われてないでしょうか。
そしてなぜ伸びたかの検証もせずに次の伸びを期待している。
これは一番ダメなパターンです。
FXは検証が非常に大切です。
指標の影響で伸びたのか?
この水平線を超えたら【損切】を巻き込んで注文が入り一気に伸びたのか?
移動平均線のグランビルの法則ポイントだったから伸びたのか?
など、エントリーをしなかったとしてもちゃんと検証する癖をつけてください。
指標などのトレードはギャンブルになってしまうのでスルーでいいと思いますが、そうではない部分はしっかりと根拠を探してみてください。
これを行う事で入り遅れなども徐々に防げますし、相場環境の把握がなによりも身につきます。
まずは1つずつ丁寧に
FXは1つのエントリー基準がOKでも負ける事の方が多いです。
例えば移動平均線より上で買うなど。
FXはエントリー根拠が多ければ多いほど負けにくいと理解してください。
という事はエントリー前に複数の事を同時にチェックする必要があるという事です。
水平線、移動平均線、チャートパターン、相場環境など。
慣れていけば見た時に今は手を出してはいけないな~などわかるようになってきます。
ですので1つずつしっかりと理解を深める事が大切なのです。
最後にFXだってお仕事です
FXも仕事と同じように稼ぐという点では仕事と同じなわけです。
ただボタンをポチっと押せば儲かるなんて甘い世界ではないです。
普通の仕事も決まり事はあります。
それと同じようにFXにも決まり事を作り、それの繰り返しなのです。
まぁいっか!で仕事すると怒られますよね。
それがFXであれば負けに繋がるわけです。
普通の仕事であれば怒られるだけで終わるのですが、FXは直接お金を減らす行動になります。
なのでしっかりとした姿勢でFXと向き合っていく事が必要です。