FX中級者が負け続けるのは何故か?

FXではよく初心者がフォーカスされがちです。しかし今回の記事のテーマはあくまでFX中級者へ向けての記事になります。晩年、FX中級者から抜け出せていなく勝ったり負けたりを繰り返している方は自分自身を再度見つめなおすつもりで見ていってください。

抜け出せないFX中級者

・なぜ負け続けるのか?
・FXに対する知識はある
・中級者の中で自分はどうなのか?

なぜ負け続けるのか?

FXには当然負ける局面というものはあります。なので負ける事が悪いのではありません。FXの中級者にもなってくればこの負けた原因を自分自身で導き出せるようにならなければいけません。しかし多くのFX中級者は何もしません。

『負けたー』と思ってすぐ次のトレードに取り掛かります。言ってみれば反省や振り返りがないという事です。また負けた原因が分からないという人も多いと思います。

そんな状況でトレードを続けていて改善されると思いますでしょうか?

客観的にトレードを見れている人って少ないです。ようするに他人にお金を預けたと思ってください。そして、その他人がそんな事をやっていた場合あなたはどう思いますでしょうか?当然、怒りますよね?でもこれは客観的に見ればそう思えますが、自分自身でやっているので気付いていない人が多いという事です。

FXに対する知識はある

またFXに慣れてきた中級者は知識があります。また色々なトレードをしたいと思って様々な知識を手に入れる人もいるでしょう。それをうまく使い分けして勝てているのならば問題ありません。しかし、多くの知識を吸収し過ぎて迷子になっている中級者の人もいます。

これは非常にマズイ状態でもあります。

知識を覚える事は悪いことではありません。しかし覚えすぎると逆に混乱しトレード出来ないようにもなるので注意してください。

また知識があるからと言ってFXをなめてはいけません。月間でしっかり勝っていけるようになるまではいつまでも初心者と同じだと思って振り返りや反省などをしていかなければなりません。

中級者の中で自分はどうなのか?

FXの中級者と言っても様々です。ようするに悩んでいる事が人それぞれで違うという事です。

トレードに対して早く稼ぎたいと思って発動するポジポジ病。

自分のトレードに対して自身がないタジタジ病。

とりあえずチャートを開いたらエントリーを考えてしまう病。

他にもありますが、人によって本当に違いがあるという事です。なのでこの問題を自分自身で解決していく必要があると思います。特にポジポジ病1つにしても本質の部分は人によって違うという事です。

この本質の部分を自分で見抜く必要があります。それが次のテーマでもある自覚しない嘘。

あなたに自覚していない嘘はないか

・表面上の反省点
・自覚していない嘘

表面上の反省点

トレードをしていて負けた時に反省をします。とりあえずは負けた部分を振り返ったりした事は1回はあると思います。その中で自分なりに色々と考えるわけですね。

おそらく、この部分って基礎基本を習っていれば自分で出来るはずなんです。この振り返り、反省点が自分で出来ないって人はまずこの基礎基本の部分が本当に理解出来ていないって事です。

例えばポジポジ病の人の反省点としては

・チャートを開いたら根拠が曖昧でもトレードしてしまう
・すごい陰線や陽線が出たら伸びていくと思いトレードしてしまう
・負けを取り返そうと思ってトレードしてしまう
・少しぐらい負けてもいいやと思ってトレードしてしまう

探せばもう少しありそうですが、こんな感じだと思います。これは自分自身で振り返った時に気付ける反省点ですよね。でも、これを理解した所でまた同じようなトレードをすると思います。

それは何故か?この自分で思いついた問題点や反省点は本質部分の問題ではないからだという事です。

自覚していない嘘

先ほど書いたポジポジ病の反省点。これは表面上の反省にしかなってないという事です。だってこのあたりは誰もが分かっていて反省しているからです。しかしそれでも繰り返しやってしまうんですよね。

おそらくポジポジ病の本質的な原因。

・1日で何十万と稼いでやろう
・自分は相場を理解しているから少し負けたっていつか勝てる

先ほどとは理由が違うという事が分かりますでしょうか?もっと簡単にいうと人にいう時の理由ではなく自分の心の奥深くにある本質敵な理由なのです。

普段は自覚していないものです。ここにフォーカスをあてないと一向に改善する事はないという事です。中には人には言えないぐらいの理由などあると思います。

言ってみればパッと思い浮かんだ反省は反省ではないという事です。そこから深堀して自分自身を素直に見つめなおして出てくる答えこそが本質的な問題点だという事になります。

これも人によって違います。だからこそ自分自身で見つめなおしていけるように反省をもう一段深堀出来るようにもなってください。