難易度低めのレンジ相場を見抜く基準化FX【第3回】

レンジ相場

今回でレンジ相場について3回目になります。

レンジ相場についてはこれで終了です。レンジの種類は僕の基準をつけて見ると分かりやすいのは間違いなしですので。

またこの記事でお伝えするレンジ相場は難易度低めのレンジ相場です。

それではさっそく書いていきますね。

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難易度低めとは迷わないレンジ

今回は難易度低いと書きましたが、そもそも迷いが少ないレンジ相場になります。

その迷いとは目線になります。

レンジ相場に突入してきて、一番めんどうなのが目線の切り替えです。

第1回目や2回目でお伝えしてきたレンジ相場については、目線の切り替え、もしくは継続と判断が必要になってくるレンジ相場でした。

今回のレンジ相場はあくまで目線は同じままのでのレンジ相場になります。

上昇トレンド中のレンジ相場

難易度低めのレンジ

こちらはとある日のドル円1時間足になります。

それまではグングンと上昇してきました。一切安値を更新する事なく上昇しています。僕の基準でもある押し安値も一切割り込んでいませんね。

難易度低めのレンジ

こちらの黄色のラインの部分ですね。

高値を更新した安値が押し安値になりますので、その部分を一切割り込んでいないわけです。

という事は1時間足20SMAで押し安値を割り込んでいないわけですから、当然4時間足レベルでは上昇トレンドって事になります。

なのでバリバリの買い目線って事です。

難易度低めのレンジ

それではこの黄色のボックス部分をさらに下の時間足で確認していきましょう。

難易度低めのレンジ

こちらは15分足になります。

15分足で何を確認するかというと、当然1時間足の動きを確認したいんですよね。

僕の基準は15分足の20SMAレベルの動きは1時間足の動きという基準がありますから。

そうすると15分足20SMAレベルの押し安値も割り込んでいない状況だというのが分かります。という事は1時間足でも上昇トレンド中という事が明確に分かります。

じゃー迷わないじゃん

そうなんです。基本的には目線は上目線で固定して一切迷いようがない相場って事ですよね。だから最初にお伝えしたように簡単なレンジ相場なんです。

でもここからが重要なんですよ。

高値は更新してるんだけども、更新幅が少ないな~と思うわけです。

言ってみればアセンディングトライアングル的な感じでしょうか。買い圧力も強いけど、売り圧力もまあまあ強いと見ます。

おかしいよね。それじゃ~その原因は何?ってチャートを分析しないといけません。

抵抗は週足の戻り高値が存在

先ほどは買い目線として迷いはなかったんです。

でも高値の更新が微妙で勢いが削がれてきてるな~とも見えるんですよね。その原因って何なの?

難易度低めのレンジ

こちらは日足チャートになります。

僕の基準では日足の20SMAの動きは1つ上の時間足の動きなんだから週足の動きって事です。

そこで見てみると、先ほどの場面ってのはちょうど直上に週足の戻り高値が存在しているって事なんですよ。

当然、週足からはトレンド転換させたくないから売ってくるわけです。

だから上値が重たい。

こういう結論になるわけです。

当然、日足や週足っていうのは誰もが見る時間足でもあるので認識されやすい。だから強くなりやすいって事です。

例えばスイングトレーダーなんかは1分足見ないでしょ。でもスキャルする人は上位足を少なからず見ますよね。なので時間足が大きいほどみんなが認識しやすいという事。

原因は見ればある程度判断できる

このようにして今回はレンジが仕上がりました。

1時間、4時間、日足からは買いたいで~すと言っても、直上には週足の戻り高値が存在しているわけです。

なので挟み合いになってきているなという認識が必要です。

もちろん僕はデイトレなので1時間足には逆らわないし4時間足も上昇なんで買い目線って事です。

だから簡単なレンジ

結局の所はデイトレードのレベルでは目線の判断は上と簡単に決めれますので迷わない。だから簡単に判断できるレンジなんですよね。

これが第1回レンジ相場のように、1時間足と4時間足のトレンドが異なっていたらデイトレでは悶絶コースでしょう。

このようにしてレンジにも色々なパターンがあるという事です。

それを各時間足をしっかり見ていく事でリスクの判断も出来るという事。

この局面で売るなら

ここから週足の抵抗があるし、高値の更新も微妙だから売りたいな~と思う人もいるでしょう。

当然リスクをどれだけ取れるかで入る位置っていうのは変わってきますが、あなたは今までいつ落ちるか分からない相場で手を出して負けてきたんじゃ~ないですか。

ちょっときつめでごめんなさい。

だから基準をつける。

売るのであればここから。

難易度低めのレンジ

この基準でもある押し安値を割り込んでから考えればいいって事。押し安値を割り込む事によってトレンド転換するからだよね。

なのであくまで落ちてきても押し安値を割り込むまでは買い目線って事が必要です。

僕も同じですが下手くそがアクロバティックなトレードなんかしなくていい。リスクの低い部分を丁寧にトレードしていくだけでいいですから。

難易度低めのレンジ相場まとめ

今回は難易度低めのレンジ相場について書いてきました。

まとめると

POINT・目線が固定の中上値が重たくなってきた

・更新幅が微妙になってきたら原因を探す

・でもトレンド転換するまでは目線は固定

このあたりをしっかり意識してください。言ってみれば目線がコロコロ変化するレンジではないので難易度はそこまで高くないって事です。

でもあまり高値や安値が更新できない状態になってきたら注意が必要です。