fx買いゾーンと売りゾーンの分け方について

買いゾーンと売りゾーンってFXには存在しますが、いったいどこからが買いゾーンでどこからが売りゾーンと思った事はないでしょうか?

実際には目に見えないゾーンは確かに存在します。そのFX買いゾーンと売りゾーンについて分かりやすく今回は様々な時間足で説明していきたいと思います。

ある水平線から上が買いゾーンである水平線から下が売りゾーンでもないという事がはっきりしてくると思います。それでは書いていきますね。

FX買いゾーンと売りゾーンとは

まずは簡単にFXで買いゾーンと売りゾーンについて書いていきたいと思います。まぁ説明するほどのものでもないと思いますが、単純に言葉通りにある部分を超えてくると買いゾーンに変わり、ある部分をした抜けてくると売りゾーンになるという事です。

それを明確に分けるのは間違いなく水平線だという事です。

この水平線を頼りに買いゾーンと売りゾーンを自分の目でテクニカル分析していく事になります。世の中には様々なツールが出回ってますが必要ありませんし、理解する事で自分の力で見極めていけます。

どの時間軸からのゾーンなのか

ここからがかなり重要なお話をしていきます。簡単にFXでは買いゾーンと売りゾーンのお話が出てきますが、1番重要な部分がどの時間足の話をしているのか?になります。

例えば4時間足をメインチャートに表示して見ている人からすれば4時間足で買いゾーンと売りゾーンを分けているわけです。逆に15分足をメインチャートに表示して見ている人からは15分足で買いゾーンと売りゾーンを分けているという事になります。

このように各時間足によって引ける買いゾーンと売りゾーンに違いがでるという事です。各時間足のトレーダーの思惑が背景にあると思ってください。この事を理解した上で各時間足での買いゾーンと売りゾーンを見ていきましょう!

日足レベルの買いゾーンと売りゾーン

日足ゾーン

日足ゾーン

こちらはポンドドルの日足チャートになります。

まずは日足チャートに買いゾーンと売りゾーンになる水平線を引いていきます。基本的に誰もが認識しやすい部分に水平線を引いていきましょう。もっとも簡単な引き方は過去からも意識されている水平線で直近で分かりやすい高値。

売り相場(下落トレンド中)であれば直近の分かりやすい高値で、上げ相場(上昇トレンド中)であれば分かりやすい直近の安値になります。

戻り高値と押し安値とも言えます。

この部分は本当に出来る限り分かりやすいところがいいです。分かりやすくないとみんなが認識してくれないので意味がないんですよね。

4時間レベルの買いゾーンと売りゾーン

4時間足ゾーン

4時間足ゾーン

こちらは4時間足のポンドドルチャートになります。

こちらの画像に先ほどの日足レベルで引けた買いゾーンと売りゾーンを引いた水平線を青色にしています。そして4時間レベルで引ける買いゾーンと売りゾーンの分け目を赤色の水平線にしています。

このように4時間足であれば日足よりも必ず下の部分でゾーンが引けるという事です。

4時間足ゾーン

4時間足ゾーン

 

ただし今回は4時間足でも少し水平線に迷う部分もあります。こちらの画像では先ほどの水平線よりも下に赤色の水平線を引いています。こちらの方が直近でも何度も意識されている部分が多いです。

このように少し迷う部分であれば4時間足で認識される可能性として2本引いておくのもありだと思います。

4時間足ゾーン

4時間足ゾーン

 

この緑の〇ポイントがオーバーシュートと見られる可能性もあるかと思い下の可能性も今回は考えました。どのみちこの緑の高値を超えてくると4時間足からは買いゾーンになってくるポイントです。

1時間足レベルの買いゾーンと売りゾーン

1時間足ゾーン

1時間足ゾーン

こちらはポンドドル1時間足チャートになります。

先ほどの4時間足の買いゾーンと売りゾーンを分けた水平線は赤色です。その下に緑の水平線を引いていますが、これが1時間足レベルの買いゾーンと売りゾーンを分けている水平線になります。

直近の戻り高値が少し小さい可能性もありますが、過去から意識されている部分が多く問題ないかと思います。1時間足のゾーンを分ける水平線も基本的には4時間足のゾーンを分ける水平線より下になります。

たまに4時間足と1時間足の買いゾーンと売りゾーンを分ける水平線が重なる時もあります。

15分レベルの買いゾーンと売りゾーン

15分足ゾーン

15分足ゾーン

こちらはポンドドル15分足チャートになります。

先ほどの1時間足の下にピンク色の水平線を引いています。こちらが15分足レベルで買いゾーンと売りゾーンを分ける水平線になります。

ただ、少しレンジ気味なので水平線のブレがあるかと思います。一度ピンクの水平線を割り込んできているので綺麗ではないですが短期的には買いゾーンに入ってきている状況だという事です。

各時間足をまとめて相場を見ていく

このように各時間軸によって引ける買いゾーンと売りゾーンが違うという事です。今回は下位足レベルでは少しレンジ気味で水平線が難しい感じでしたが、このように分けていくのです。

日足からは売り

 

4時間足から売り

 

1時間足から売り

 

15分足から買い

このようになるわけです。なので現在は上位足の大きな時間足からは完全に売り目線であるという事が分かると思います。トレードする時間足にもよりますが、基本的に僕はデイトレードで4時間足のゾーンには逆らわないようにしています。

実際トレードする足が買いゾーンに入って買っていけない事はないですが、自分がトレードする時間足よりも上の時間足が買う目線になってくれないと基本的に伸びてくれないんですよね。

なのでしっかりとFXでは買いゾーンと売りゾーンを各時間足にわけて丁寧に相場環境として見ていかないといけないんです。

買いゾーン売りゾーンで目線を固定

ここまでは各時間軸でのFXで必要な買いソーンと売りゾーンのお話をしてきました。少しは頭の中がスッキリしましたでしょうか?各時間軸で買いゾーンと売りゾーンがあります。

そして次は目線の固定についてのお話になります。

よくFXでは目線を固定する事が大切だという事を耳にしたり見たことがあるのではないでしょうか。それはその通りなんです。

なぜかはポジポジ病の人なんかは理解できるのではないでしょうか。僕も昔はポジポジ病で値動きに反応してすぐにポジションを取る癖がありました。目の前の事しか見えておらず上下に何度も振られるわけです。

そして買ったり売ったりを繰り返しているウチに大きな時間足のトレンドが見えなくなっていている状態です。

これは非常にFXを続けていくには改善しないといけないポイントになります。無駄な損失を目線を固定する事で減らすだけでも成績は改善します。

そこでこの買いゾーンと売りゾーンを明確に分けて目線を固定していくのです。

例えば自分でトレードする時間足の2つ上ぐらいまでのゾーン目線に合わせる事です。15分足でトレードするのであれば基本的に4時間足のゾーンには逆らわないという事です。

そして4時間足に合わせていて、4時間足も売りゾーン、1時間足も売りゾーン、そして15分足が売りゾーンに入った時に売っていけばいいという事です。

もちろん多少、バラバラであってもトレンドが出ていれば伸びていく事もあります。

このように買いゾーンと売りゾーンを使ってしっかりと目線を固定していく事が大切になります。

誰もが認識出来る部分

これはこのサイトでもずっとお伝えしている事ですが、誰もが認識出来る事も大切になります。簡単に言えば綺麗に買いゾーンと売りゾーンを水平線で分けれるかという事です。

レンジ部分に無理に引いてもあまり意味がないんですよね。それよりも大きな時間足で確認できる分かりやすい水平線で買いゾーンと売りゾーンを分けている部分。

誰もが認識しているからこそ、そので勝敗がつき一気に動き出していくんですよね。

自分がエントリーしてから伸びていってくれなきゃ困りますよね。それは自分以外にもたくさんの人トレーダーが意識しているからこそ、自分がエントリーした後でも動いていく事も忘れないでください。