FXで意識されているラインや価格ってあるのかな?なんて疑問持った事ないでしょうか。少なからず僕はあります。
なんでここで跳ね返ってくるんだよ~って経験があるからだと思います。
そんな疑問を出来る限りこのページで解決してもらうべく書いていきます。
FXで意識されるという事
あなたはFXで意識している事はなんでしょうか?もちろん、どこでレートが反転するか、またはどこで下げ止まったり上げ止まったりするのかという事ではないでしょうか。
もちろん、FXトレードをしている全トレーダーが探し出している事だと思います。ここから大切な事をお伝え致します。誰が意識しているのか?これが最重要になります。
【それはみんなが意識しているか】
答えはこれなんです。
この答えを出来る限り相場から読み取って、みんなが意識しているであろう部分を分析していきます。すべて正解するのは無理な事です。
プロのトレーダーですら全てが完璧ではなく、時には負けたりを繰り返しているわけです。でも違いはみんなが意識している部分を出来る限り正確に読み取る分析が出来ておりトータルでプラスへ持っていける事なんです。
もう一度言いますが
【出来る限り多くのトレーダーが意識しているか】
この一言に尽きると思います。
FXで意識されるライン(水平線)
それではみんなが意識しているであろうライン(水平線)はどこにあるんだよ!って思いますよね。さっそく書いていきます。
●日足、4時間足で綺麗に見えるライン
これは絶対に意識されます。誰でも分かっているようですが、再度見直してみると引けていなかったなどあると思います。
基本的に大きな時間足の流れで相場は動いています。5分足や15分足をメインにトレードしている方は特に上位足の水平線を意識して見てください。
●1時間、4時間レベルの高安値
これも基本的な意識されるラインになります。前回の高値や安値ですね。なぜここが意識されるかはダウ理論も少し入ってきます。
簡単に書くと、前回の高値や安値を更新するという事はダウで言えばトレンドが発生して継続していく形になるからです。なので大勢のトレーダーはエントリーポイントや利益確定の目標にしやすいです。
なのでより多くのトレーダーが引いて意識されるラインになるえると言えます。
FXで意識される価格
次にFXで意識される価格を見ていきましょう。
よくラウンドナンバーとかキリ番などと言われますね。ドル円で言うと100円、101円、102円など分かりやすい価格になります。もちろん機関投資家など大口のトレーダーからはある程度意識される価格とも言えます。
しかしながら、どのラウンドナンバーやキリ番などが意識されるかはその時の相場の勢いであったりしますので、めちゃくちゃ気にするほどの物ではないと個人的には思います。
ただし、ドル円に限って言えば100円などは過去から見てかなり意識されている価格だなとテクニカル的に分析して見えます。
こちらは月足ですが、100円に合わせてラインを引いてみました。
こう見ると売りと買いの階層としてすごく綺麗に分かれているのが見て取れます。これぐらい綺麗に意識されているのは100円ぐらいなので、これぐらい意識されているのであれば価格として意識してもいいと思います。
全部の価格を意識するとトレード自体がおかしくなるので、本当に分かりやすい価格で過去からも意識されている価格であれば注意する必要があります。
具体的FXで意識されるラインパターン(水平線)
ここまでは一般的にサイトや本などで紹介されているものをご紹介してきました。
本題はここからになります。結局は頭では分かっているものの、それを使いこなせないし、どこにどう引いたら意識されるラインを引けるようになるのか。ここですよね。
なのでここからはしっかりとご紹介していきます。
4時間足レベルのヘッド&ショルダー
ヘッド&ショルダーはご存じですよね。別名三尊と言われます。チャートのレートが人間の肩、頭、肩になり人間のように見えるチャートパターンです。
このヘッド&ショルダーのネックラインと言われる部分はよく紹介されますね。そのネックラインもトレンドが完全に転換するので大切なのですが、肩になるラインも意識されます。
ヘッド&ショルダーの場合は前回の高値を更新したけれども売りが強く前回の高値に支えられず下落。そしてもう一度上昇しようとするもその高値の肩ラインが再度意識されて次は高値の切り下げポイントとなり反転していくんです。
全てがこうなるわけではないですが、比較的意識されるライン(水平線)になります。もちろんヘッド&ショルダーのネックラインも意識はされます。
先ほどのチャート画像でもう1つヘッド&ショルダーの肩を発見できます。
どこか分かりましたか?
こちらも前回の高値を更新したにも関わらず大きく下落。その後再度上昇を試みるも前々回の高値のライン(肩ライン)におさえきられて高値の切り下げポイントとなり下落していきました。
このようにヘッド&ショルダーのような形が出来る可能性がある場合は先にラインを引いておくといいと思います。
右側を消してみました。まだ先が分からない状態です。ですが、この時点で肩になり得る意識されるラインとして引いておくのも1つの方法です。
4時間レベルのヘッド&ショルダーになるかって時はやっぱりかなりの確率で意識されます。ただし絶対ではないので逆張り気味に入るのは危険です。しっかりと反転を待ってからついていきましょう。
逆ヘッド&ショルダー
先ほどはヘッド&ショルダーの肩ラインとしてご紹介してきました。次は簡単にヘッド&ショルダーを逆さまにした逆ヘッド&ショルダーの肩ラインです。
こちらはポンドドルの4時間足になります。ここで逆ヘッド&ショルダーを完成させようとした肩ラインがあります。分かりますでしょうか。
今回は完成せずにその肩ラインを逆に割る事で下げていきました。
このように反対の形も同じチャートパターンとして認識されますので当然分かりやすければ意識されます。あの局面で逆ヘッド&ショルダーが完成してネックラインを突破していれば一度大きく上昇した可能性もありました。
なので逆ヘッド&ショルダーは前回の分かりやすい安値になります。ヘッド&ショルダーとは真逆の考え方でOKです。
FXで意識されるラインや価格のまとめ
意識される事を見つけるのもFXで生き残っていくためには必要な事だと思います。
その意識されるであろうラインは大きな時間足で確認できる事。
またそこはどれだけレートが反転しているか。
チャートパターンも意識して探す。
このあたりを再度意識して引いてみるとだんだんいい感じになってきます。最初からしっかりと引ける人なんていないですからね。誰もが意識するであろうという事をしっかり頭に入れてチャートを見ていって練習してください。