FXを初めて目にするワードと言えばレジサポラインではないでしょうか？
別名として水平線とも言いますね。
このレジサポラインはある程度理解しているけれども、ヒゲが出た場合などは実際どう対応しているのかなと思った事はないでしょうか？
今回はそんなレジサポラインでのヒゲについて色々と書いていきます。
レジサポラインの基本
まずはレジサポラインについて簡単にチャートを使って解説していきますね。
レジサポ
分かっていると思いつつもたまに分からなくなる。
それがレジサポラインだと思います。
なぜならば言ってみればみんなが意識しているラインを同じように引けているか？
クイズみたいなもんですね。
それを過去からさかのぼって見つけていく事。
僕も実際のところはズレてたな～って事はあります。毎回、自分で引いているレジサポラインで綺麗に反応してくれるわけでもありませんので。
その都度、過去を見たりして相場とのズレを修正していくんです。これを繰り返していく事によって見えてくるものは必ずありますので、レジサポラインがまだ曖昧な人は練習してみてください。
レジサポラインのヒゲ問題
さてここから本題に入っていきますね。
レジサポラインのヒゲ問題なんですよね。自分で引いている部分で一度突破した場合のヒゲ問題からいきましょう！
先ほどのドル円4時間足で見ていきます。
ドル円4時間足
ピンクの〇をしている部分はレジサポラインに対してヒゲを出してきてますね。
この部分について解説していきます。
1つ目のヒゲに関しては一度レジサポラインを突破してきてヒゲを出してその後下落していってます。
これはレジサポラインが効いているのか？
正解は効いているという事です。
ドル円4時間足
先ほど僕が引いていたのは4時間の直近で分かりやすい安値に引いていました。青色のレジサポラインです。そして青色のレジサポラインを突破してヒゲになったな～と思ってても、ちゃんとそのヒゲを出してとまった部分にもちゃんと過去からは分かる安値がおさえているんです。
赤色のレジサポラインですね。
このように自分ではここだと思っていても少しブレる事があるとも言えます。
特に今回のドル円のケースを見てみると前回の安値あたりは何本か引こうと思えばレジサポラインが引けると思います。
1本でビシッと決まる方が綺麗なんですがレジサポラインと言えどもざっくりとした考えでレジサポラインを見てほしいんです。
というよりもゾーンという考え方です。
これによってヒゲ問題を1つ解決に導けると思います。
レジサポゾーン
分かりやすくゾーンを緑色の四角で囲いました。このように、これぐらいの値幅で抵抗するゾーンがあるという事です。
それは先ほども言いましたが、みんなが引いているレジサポラインが少しずつズレていたり複数引ける場面にあります。
このような場合は自分の引いているレジサポラインが絶対ではなくある程度のブレ幅も見てヒゲに対応していけるんじゃないでしょうか。特に前回の安値や高値が綺麗に揃っていない部分ではよく発生します。
ここを頭の片隅に入れておくだけでもレジサポラインを突破されたからと言って慌てる必要もないんです。
ヒゲにも色々ある
まずは出すだけでいつ起こったか分かるヒゲじゃないでしょうか。
ドル円の4時間足になります。
ドル円4時間足大きなヒゲ
ヒゲって戻してるってイメージが強いんで、買いの注文が多いな～と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか？
ちょっと話はズレますがFXには利益確定という注文もあります。例えば売っていたトレーダーが決済の注文を入れると反対の買い注文が入るわけです。
このようにヒゲ1つにしても新規の注文だけではなく。それまでポジションを持っていたトレーダーの利益確定などもあると思ってください。
上下にヒゲ
こちらはヒゲが上下でたくさん出ている局面になります。
上下でヒゲを出す部分はレンジ相場が多いです。レジサポラインも引きにくいですよね。
こういう相場になるとスルーしましょう！笑
基本的には難しいんですよね。レンジの頭から売って底でまた買ってなんてしなくていいですからね。
一方にトレンドが発生している局面だけトレードするだけで全然OKです。
様々な時間軸で確認できるレジサポライン付近のヒゲ
ここからまたレジサポについて少し戻ります。
なぜならば、このレジサポによってヒゲも少なからず関係してくるからです。
例えばあなたが思っているヒゲはどんなヒゲでどの時間足のチャートになりますか？
5分足ヒゲ
これはある日のドル円5分足チャートになります。
ピンクの〇部分でローソク足の半分も返しているヒゲがありますね。
5分足でみると、大きなヒゲを付けてきたなと見えます。その時に必ず確認してほしい事があります。
それが、上位足である1時間足やまた4時間足からはどう見えているか？
これを確認する事が大切です。
言ってみれば小さい足でヒゲが出たとしても、大きな時間足でトレードしているトレーダーからすると小さなブレでしかないんですよね。
FXは基本的に誰でも認識できる事が重要です。
みんなが認識出来るからこそ、思惑が一致してトレンドを形成していくんです。
なのでレジサポライン付近ではヒゲがよく出るパターンもありますが、どの時間足までは意識されるかなと他の時間足も確認したほうがいいと思います。
大きな時間足で見えれば見えるほど認識されますからね。
大きな時間足より小さな時間足の方がブレる
先ほども少し書きましたが、FXは基本的には大きな流れに小さい動きはのまれていきます。
結局はレジサポライン付近のヒゲをどう扱うかも同じ話です。
大きな時間足でレジサポ付近で大きなヒゲをつけてきた場合は、それまでポジションを持っていたトレーダーの利益確定や新規注文が入りヒゲが出ているという事です。
このような場合は注意が必要です。
ただ、小さい5分足ぐらいのトレードで少し大きなヒゲだからと言って焦る必要はないという事です。
レジサポラインで出来るヒゲの対抗策
ここまでレジサポラインでのヒゲについて書いてきました。
まとめると
・レジサポラインでヒゲが発生した場合は再度ゾーンがないか確認
・上下にヒゲが出ている相場では手を出さない
・出来る限り大きな時間足で確認できる事
本当にレジサポラインについては練習の繰り返しで徐々に身についていくもんなんですよね。
なので日々練習して、その自分の引いたレジサポラインにレートが近づいてきた時に注目してヒゲが出現した際には上記のゾーンなどを確認してみてください。
