久しぶりの投稿になってしまって申し訳御座いません!
今回は押し安値と戻り高値について解説していきます。おそらく言葉では認識していると思いますが、だから何なんだ!と思っている人もいるのではないでしょうか?
そんな問題をしっかり書いていきたいと思います。
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押し安値とは
押し安値とは、前回の高値を更新していった安値の事を指します。
こちらはドル円の15分足になります。このチャートに白色の水平線を引いています。ここが15分足では押し安値になります。前回の青色の高値を更新した安値になるわけです。
この前回の高値を更新していった事が重要だという事になります。前回の高値を超えられない安値は押し安値でも何でもないという事。
明確に前回の高値を更新した安値が押し安値になります。
戻り高値とは
先ほどの押し安値とは逆の考え方が戻り高値になります。
こちらもドル円の15分足になります。こちらも白色の水平線を引いています。この白色の水平線から下落が始まり、前回の安値を更新してきています。
なので前回の安値を更新した高値が戻り高値になります。
このように更新していった高値や安値が明確な部分が押し安値や戻り高値になるという事です。
結局は感覚ではないのか?
上記の説明はとってもある意味、教科書通りなんです。笑
いったい何が難しいのかを僕なりに色々考えたわけです。FXは多数決のゲームでもあるので、より多くの人が認識してくれれば思惑の方向へ動く事が多いのです。
なのでより皆が認識しやすい押し安値や戻り高値を見つける事なんですね。
他のサイトでもこんなジグザグの図見たことありませんか?
こんなのは人によって引くジグザグって違いますよね?FXで一番難しい部分って最終的に感覚になるって事なんです。
なんでここの高値は意識したのにここの高値は意識してないんだろうとか。。。
これが本当に勝てない人をかなり迷わしているのではないかと思います。勝ってる人はある程度の相場に対する経験などもあるし感覚も磨かれているのでいいのですが、そういう感覚がない状態で見ても再現性がないんですよね。
だからこそ基準をある程度作る必要があります。
先ほどの画像に移動平均線20SMAを入れています。青色の移動平均線になります。
こちらの移動平均線が波打っている高値と安値を基準に考えていく事です。
そうすると変に小さな山谷に左右される事なくある程度、基準が出来て見れるという事です。このようにチャートをしっかり見ていくにしても自分の中で何か基準を作る必要があります。
基準がなければ感覚になっていき、ドンドントレードがブレて主観の世界へ入っていってしまいます。
なので、このような基準を作って移動平均線の山谷を基準にして押し安値や戻り高値を見ていく事が大切です。
押し安値や戻り高値のブレイク
それでは本格的に押し安値や戻り高値のブレイクについて解説していきます。最近、僕もこのエントリーにハマっています。
分かりやすいと思うので先ほどのチャートを使って押し安値ブレイクを見ていきましょう!
こちらはドル円の15分足チャートになります。
白色の水平線が押し安値の水平線になります。白色の矢印が押し安値になります。また黄色の矢印はその白色の矢印で作った押し安値をブレイクしているという事です。
少し細かい部分もありますが、移動平均線レベルで作った押し安値をブレイクしていったあとはある程度きれいに下落しているのが分かるかと思います。
押し安値の基本は前回の高値を更新していった安値になります。
ここをブレイクすると売り勢力が強くなっていき下落に繋がっています。もちろん戻り高値をブレイクもチャートが反対なだけで考え方は同じだという事です。
それでは次になぜ押し安値や戻り高値を更新ブレイクすると加速するのかを見ていきましょう。
押し安値や戻り高値には損切りや利益確定
ここもとっても肝心な部分なのでしっかりと見ていって下さいね!
見出し通りなんですが、押し安値や戻り高値には利益確定の注文や損切り注文が入りやすいという事です。もちろん新規の売りや買いの注文も入ってきます。
それはなぜなのか?
こちらの画像のように底から買ってきているトレーダーは押し安値は前回の高値を更新した安値になるわけですから強いと認識されます。
そして、その押し安値に損切りを移動してきます。強い安値を作ったわけですから当然ですよね。なので、その押し安値を割ってくると損切りや利益確定の注文も一緒に巻き込んで下落していくという事です。
上位足の流れを確認
これまで押し安値や戻り高値について書いてきましたが、こちらも重要になる上位足の流れです。
僕のサイトでも結構書いていますが、相場環境ってやつです。先ほどまでは15分足のチャートを使って解説しましたが、勘のいい人ならば気づいたハズ。笑
この押し安値や戻り高値っていうのは各時間足チャートでもあるって事なんです。
自分の見ている時間足ではブレイクしたけど、上位足の流れや上位足の押し安値や戻り高値も抵抗要素としてはバツグンなので注意しなければなりません。
このあたりを総合的に見てチャートを分析していく事が大切です。
押し安値や戻り高値のまとめ
どの時間足にも押し安値や戻り高値はあります。
押し安値や戻り高値を更新していくと、新規の注文はもちろん、それまでポジションを保有していたトレーダーたちは利益を確定したり、損切りしたりしてきます。
その為にその後伸びていきやすいポイントになります。
押し安値や戻り高値を見極めるポイントとしては移動平均線を使って山谷を描いてくれる事。FXは認識のゲームなのでより皆が意識するであろう部分を注目する事。
このあたりをしっかりと頭に入れて押し安値や戻り高値に注目してみてください!