移動平均線のゴールデンクロスとデッドクロスについて

移動平均線のゴールデンクロスとデッドクロス

さて本日は誰もが知っている移動平均線のゴールデンクロスやデッドクロスについて書いていきたいと思います。もちろん言われなくても知ってるよと言われればそれまでなんですが。笑

基本的なんですが、書いていきますね。

ゴールデンクロスは誰でも知っている

先ほど書いた通りなんですが、この移動平均線のゴールデンクロスとデッドクロスは誰でも知っていると思います。短期移動平均線が中期移動平均線をうわ抜いてきたらゴールデンクロスですよね。

ようするにゴールデンクロスは上げのシグナルとも言われています。

ゴールデンクロス

画像の中で白色の〇ポイントがデッドクロスになります。黄色の〇ポイントがゴールデンクロスです。

一方デッドクロスはゴールデンクロスの反対で短期移動平均線が中期移動平均線をした抜いてくるとデッドクロスと言われ下げのシグナルとも言われています。

ゴールデンクロスの次が重要

ゴールデンクロスはよく買いのサインと書かれていますが、それを鵜呑みにしてはいけません。ゴールデンクロスしてから注目する事が大切です。

とっても簡単に書いていますが、ゴールデンクロスは言ってみればそれまで売っていたトレーダーが参ったと言ってくる部分なんです。完全に決着がついたとも言えないという事です。

なのでゴールデンクロスしたからと言って簡単にそれだけでエントリーは避けたほうがいいです。

目線としてはその時間足からは切り替わってくるか?ぐらいで捉えておく事が重要です。

ちなみに反対のデッドクロスも同様になります。

ゴールデンクロス・デッドクロスからのグランビル

本当の意味で移動平均線の威力を発揮するのはゴールデンクロスやデッドクロスしてからのグランビルの法則です。

もちろんゴールデンクロスしてそのまま押しを作らずに上昇していく事はあります。ですが、それは結果論でリスクは高いんですよね。

移動平均線のゴールデンクロスやデッドクロスで買いや売りをするよりも、その次のグランビルの法則ポイントまで待つ事が大切です。

ゴールデンクロス

黄色の〇ポイントで15分足の移動平均線がデッドクロスしてきました。

その後に下方向へのグランビルの法則が出来ている部分が青色の矢印になります。売っていくのであればそのようなポイントから参戦していく事が大切だという事です。

グランビルの法則はトレードしている人なら誰でも知っている事です。なので大勢が認識出来る事はFXでもかなり重要な事なので意識していきましょう!

時間足が大きくなればなるほど時間がかかる

ここも移動平均線を理解する上でとっても大切です。

POINT移動平均線のゴールデンクロスやデッドクロスには各時間足で起こっているという事です。

自分の見ている時間足が小さい場合は何度もゴールデンクロスやデッドクロスが成立していても上位足からそのポイントを見ると違うんですよね。

そして、FXで一番のトリックでもあるのが大きな時間足で動いてくる局面は時間を使うという事です。例えば4時間足の移動平均線でゴールデンクロスしてくる局面は買いだと思っても4時間足レベルでゆったりと動いてくるので、そのタイミングで下位足まで時間足を落として入っていくのはなかなか難しいという事。

時間軸の掛け合わせでFXは動いているので、4時間足のゴールデンクロスやデッドクロスを狙って下位足で入っていってもブレで何度かやられる事もあるという事なんです。

移動平均線のゴールデンクロスだけではダメ

ここまで移動平均線のゴールデンクロスやデッドクロスについて書いてきましたが、これだけを根拠として買ったり売ったりするのはNGという事も覚えておいてください。

POINTFXは基本的に1つの根拠だけでは薄いんですよね。総合で見ていく必要があるわけです。

自分が見ている移動平均線がゴールデンクロスしても1つ上の時間足からはデッドクロス中だったりなどありますので、総合的に判断していく必要があります。

その中で相場環境や水平線、押し安値や戻り高値などを見て判断していくようにしましょう!

移動平均線ゴールデンクロスまとめ

基本的に移動平均線は視覚的にはとっても分かりやすく、どこで買えるかな?売れるかな?という判断を楽にしてくれます。

その判断材料の一部がゴールデンクロスやデッドクロスになります。

このように捉えてチャートに向き合っていくといいと思います。