ダブルトップやダブルボトム手法の嘘を徹底的に書いてみる

ダブルトップダブルボトム

あなたは知らない間に嘘を刷り込まれてないでしょうか?

チャートパターンとして有名なダブルトップやダブルボトム。

そんな当たり前に書かれているダブルトップやダブルボトムについてこの記事では実際のチャートも見ながら書いていきます。

▼▼動画はこちら▼▼

ダブルトップとダブルボトムとは

簡単にダブルトップやダブルボトムを実際のチャートを添付して見ていきます。

ダブルトップ

ダブルトップ

ダブルトップ

こちらがダブルトップになります。

単純な形ですね。FXのチャートにはよく出てくるお得意の形になります。

そう。よく出てくるっていうのが良くない。笑

よく出てくるからこそ判断を間違えてはいけないって事ですね。でも基本的な形は高値を2度つけてローマ字のMですね。形はみなさんもご存じだと思います。

ダブルボトム

ダブルボトム

ダブルボトム

こちらがダブルボトムになります。

ただダブルトップを逆さまにした形がダブルボトムという事です。

ダブルトップ同様に相場によく出現してくるやつです。特に小さい時間足になれば1日に何回も出てくるチャートパターンです。

先ほども言いましたが、よく出てくる。

これがキーになります。

ダブルトップやダブルボトムも基本的には高値や安値がほとんど同値で2回反発している方がいいです。なぜかって基本的にそのチャート形状を認識するのはチャートを見ている人間。AIもいますけどね。

なのであまりにも形が崩れたものまで認識はしない方がいいです。基準をしっかり作っていきましょう。

そのネックラインで大丈夫ですか

先ほどは簡単にご紹介してきましたが、ここからがこの記事の本題になります。

ダブルトップやダブルボトムでよく言われているネックライン。ネックラインを更新したらエントリーしましょうと書かれています。

それ大丈夫かい?

初心者は信用する

初心者の方はFXを一生懸命、勉強するでしょう。もちろん勝つために勉強する。

でもそんな一生懸命な人に落とし穴があります。それが先ほど書いたネックラインを更新したらエントリーしましょうって事。

情報というものは、鵜呑みにしてはいけません。

何でもかんでも書かれているものや、聞くもの、見るものを信用してはいけないです。

本当に全部のネックラインで売買して勝てますか?という事も疑わないといけません。

違いを語れないと意味ない

同じダブルトップやダブルボトムの中でも優位性の違いがあります。

ここのダブルトップはちょっと危険だな~、ここのダブルボトムは大丈夫だな~、なんて感じに分からないとダメだという事です。

なぜ同じチャート形状だとしても違いがあるのか?

それは環境認識があるからなんです。

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それまでのトレンドの流れやレンジの中でこのチャート形状になっているのか?など複合的に見ていく必要があるからです。

1つ覚えでやってはいけないって事です。

騙されてはいけないダブルトップとダブルボトム

それでは次に騙されてはいけないダブルトップやダブルボトムについてご紹介していきます。

どの時間足かを明確に

そうです!どの時間足のダブルトップやダブルボトムなの?という事も非常に重要になってきます。

人によっては違うでしょう。どの時間足でのダブルトップの事を言っているか。

例えば5分足を思い浮かべる人もいれば1時間足で思い浮かべる人もいると思います。チャートの形っていうのはみんなが認識出来なければ意味ないんですよね。

なのでどの時間足でその形状が作られているか?っていう事が大切です。

トレンド終了ではない

ここも大切ですが、ダブルトップやダブルボトムはトレンド終了ではありません。

僕は自分のトレードにおいてトレンド転換の基準を作っています。それはこのサイトに何回もしつこいぐらい書いている押し安値と戻り高値になります。

押し安値と戻り高値の記事はこちら

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この押し安値よりも上でダブルトップになったとしましょう。

ネックライン割れで売るのはまずいってお話しです。トレンド転換が行われていない中で出現してくるパターンはよく言われるダマシになりやすいって事です。

ダブルトップ

白色の水平線が押し安値のラインです。

ここがトレンド転換点になります。その上で黄色の線で描いたようにダブルトップが出現しています。そして青色のラインがネックラインです。

このネックライン割れのエントリーは危険という事。

それはなぜかって?目線がまだ完全に下に向いてないからです。押し安値を割り込んでない以上、トレンド終了ではない。だから、こういう部分をしっかりと考えてみないとやられるんです。

ダブルトップ

先ほどのチャートを少し進めてみました。直近の高値に損切りを置いてるのであれば狩られてますね。

トレンド終了していないダブルトップやダブルボトムは危険だという事を知ってほしいんです。だから何でもかんでもネックライン更新してエントリーすると騙されるって事です。

ダブルトップやダブルボトムのダマシの真相

もはや先ほど書いてしまいましたね。ダマシの真相。でも補足してお伝えしたい事もありますので続けて書いていきますね。

ダマシではなくトレンド継続中

よくダブルトップやダブルボトムでだまされたと思っている人も多いかも知れません。でもそれは本当にだまされたうちに入るのでしょうか。

これも理解しなくてはなりません。

分からないまま、だまされたと思っていては次もだまされる可能性が高いわけ。

おそらく何となくチャートを見ている人に多いですね。だまされる原因の1つでもあるのが

トレンド継続中という事です。

先ほどもお伝えしましたが、基本的に押し安値や戻り高値の存在を無視しているんです。もちろん、押し安値や戻り高値があっても関係なく突破していく事はあります。

でも基準をつけないと勝っても負けても分からないままなんですね。だから、だましで片づけようとしているだけです。

上位足の流れを無視している

これも先ほどと同じですが、FXというのはチャート形状だけではないですよね。もちろん各時間足が存在しているわけなんで環境認識もしっかりとやらないといけません。

そこの動きを無視して自分の時間足だけでやると危険って事です。

ダブルトップやダブルボトムの正しい手法

それでは今回は単純にダブルトップやダブルボトムの正しい使い方や見かたをご紹介していきます。

トレンド終了時

トレンド終了時にダブルトップやダブルボトムが出現したとします。

でも焦らなくていい。ネックラインから入らなくていいです。

押し安値や戻り高値をそのダブルトップやダブルボトムがぶち抜いてからエントリーを考えればいいんです。

ダブルトップ

押し安値や戻り高値をトレンド転換点の基準にする事によって、危険なダブルトップやダブルボトムの見極めがついてきます。

当然、何も考えずにネックライン更新から売買して利益が出る事もあるでしょう。でも再現性を求めると難しいよねという事。

FXは基準と再現性です。

トレンド中

また安易ではありますが、トレンドが発生している時のダブルトップやダブルボトムはネックラインから入っていける事が多々あります。

だってトレンド方向へのダブルトップやダブルボトムですもん。

上昇中のダブルボトム

例えば先ほどはトレンド終了時についてのお話しでした。その方が難易度は高いと認識してください。

基本的に使えるのはトレンド中って事です。もちろんトレンド中だとしても、伸びきった先端でやると負ける可能性が高いので要注意です。

画像は黄色の線でダブルボトムを描いています。上昇局面に入ってきたところです。

こういう部分でダブルボトムなどになると比較的、その後は伸びやすいという事です。

POINT・上昇局面で使うのはダブルボトム

・下落局面で使うのはダブルトップ

・ただし伸びきった先端でやるとやられる

こういう感じでダブルトップやダブルボトムを見ていく方がいいです。トレンドの乗っていく事。言えば順張りですよね。その中で下げ止まったや上げ止まった事が大切です。

何もテッペンから売る必要もないし、底から買う必要もない。

一番おいしく頂ける部分だけを丁寧に頂いていけばいいんです。

なので、基本的にはトレンド中に使うものとして捉えていく事。特に初心者の方やまだ勝ち切れていない方は意識してください。

勝てるようになってから、もっと精度を高めていけばいいだけの話しです。まずは勝つ事。

ダブルトップとダブルボトムのまとめ

さっそくまとめていきます。

・何でもかんでもネックラインで売買するな

 

・使えるのはトレンド中

 

・トレンド転換を身に付ける

 

・いつもだけど環境認識も大切

このあたりを意識しながらダブルトップやダブルボトムが出現したとしても見ていきましょう。

もう一度言いますが、テッペンから売ったり、底から買ったりする必要は全くありません。

正しく環境認識から始めて、優位性のあるダブルトップやダブルボトムを見抜いていきましょう。