今回はエントリーのタイミングというか、おおよそこの部分って見えてきた人へ向けて記事を書いていきたいと思います。このあたりってのは非常に重要でここらへんで思考を止めるとずっと相場という迷路に入っていきます。
エントリーポイントの根拠
・エントリーをする前に
・自分はどのトレンドを取りに行くのか
・チャートパターン
エントリーをする前に
みなさんはエントリーをする前に何を考えて『そろそろエントリーをしようか?』と考えるのでしょうか?例えば、すっごい陰線が出てきたから売るとか、逆にすっごい陽線が出たから買うとか。これってプライスアクションなんですが、相場の本質とパターンをある程度分かっていないとただ目の前で踊らされてしまっているだけです。笑
基本的に僕は単純に各トレンドの判断、そしてどのトレンドの3波目を取りに行くのか?これに注目しているわけです。あとはトレンド継続中の押し目や戻り目ですね。
文章で書きますね。
4時間レベルの3波目を狙う時
4時間レベル、すなわち僕でいうならば1時間20MAレベルで見える押し安値や戻り高値を更新後に戻しを待ちます。その戻しは基本的に1つ下の時間足になります。1時間レベルです。すなわち15分20MAレベルで再度4時間レベルと同じ方向へ向いた時なのです。
言葉で書けばとても簡単な事。
次にトレンド継続中です。
4時間レベルのトレンド継続を狙う時。すなわち5波目や7波目など一番おいしいとされている3波目が終了後に落ちてこない場合。落ちてこないというのは4時間レベルでトレンド転換をしていないという事です。そしてその中では1時間レベルでは4時間レベルとは反対のトレンドを形成してきます。その1時間レベルのトレンドで4時間レベルのトレンドを崩せなくて、再度1時間レベルが4時間レベルと同じトレンドに向いた時です。
どうでしょうか?
これ言葉ですぐ分かる人は僕の基準化FXを習得していると思います。
ただ1つ注意点があるという事です。それはこの現象は各時間足で起こるという事になります。
自分はどのトレンドを取りに行くのか
また皆さんはどの時間足のトレンドを取りに行くのか?これを決まっているでしょうか?おそらく僕のブログやYouTubeを見ている人ならば4時間レベルのトレンド、もしくは1時間レベルのトレンドではないでしょうか?
これは非常に重要な事です。
何故ならば自分が取りに行っているトレンドが分からなければ、何をしているのかも説明が出来ません。なので言ってみれば気まぐれトレードだと僕は思っています。
ただし、決めつけすぎるのも良くないという事です。自分は1時間のトレンド転換からしかトレードしません。これはルールとしては問題ありません。しかし、全ての1時間レベルのトレンド転換が正しいのか?そうではないという事です。
なので負けた時にトレンド転換なんて嘘じゃんってなるわけですね。
先ほども書きましたが、トレンド転換は全ての時間足で成立するという事です。この意味をしっかりと考えてみてください。
チャートパターン
そして上記の部分を明確にした上でちゃんと使えるチャートパターンを見ていくわけです。そもそもFX初心者がなかなか勝てない要因ってこのチャートパターンばっかり追いかけているんですよね。
『そりゃー勝てない』
だって効果を発揮する時と発揮しない時があるじゃないですか?いい加減に気付いてください。これを理解しない限りはいくらチャートパターンを覚えても無駄です。上記に書いたことをしっかりと出来てからやらないといけません。
中級者ぐらいになってくると、すでに頭にはヘッドアンドショルダーやダブルトップ、ダブルボトムなんてのは無意識で見れるレベルではないでしょうか。しかし少し変則なパターンもあります。
このようにエントリーポイントってのは順序というか、しっかりと頭に入っていないとそもそもエントリー出来ないって事になるのです。
根拠が同じでも勝ったり負けたり
・何故同じ根拠でも負けるのか
・自分が見落としているもの
何故同じ根拠でも負けるのか
この壁に必ずブチ当たります。これは当然と言ってもいいと思います。何故ならば、まず大前提にFXというものは算数ではありません。
1+1=2
こう思い込んでいる人が多いようです。なので負ければ、使えない!なんてご立腹する人も多いですね。でもその思考では勝ち続ける事は不可能なんです。簡単に言います。同じ根拠で負ける時もあるのは当然です。しかしその中で何が違ったのか?これを考えていくのがトレーダーのお仕事という事になります。
その仕事をどれだけ研究者のように分析して諦めずやっていけるのかになります。
例えば自分が見て同じ根拠とした場合に注意しなければならない事は
『自分はどの範囲まで環境認識を見ていたのか?』
ここも少し振り返ってみてください。例えば先ほどから出している4時間レベルのトレンド転換に絞ったとしましょう。これって上手く決まりやすいポイントっていうのはあります。当然100%ではありませんが、勝率がより良いってポイントです。
逆に日足が上昇トレンド転換したとしましょう。そして4時間レベルでは下げトレンドになってきました。そして売りです。これは少しリスクが高いんですよね。すぐに跳ね返ってきたり、逆にドーンと下げて行ったり。すなわち難しい部分にもなるって事になります。
難しいって何なのか?感情ですか?
理論的に出すようにしてください。
『『勝率が50%ぐらい』』
また4時間レベルのトレンド転換は日足レベルや週足レベルがレンジなどになっている時は使いにくい傾向もあると思いますよ。これを何故言うのか?それは死ぬほど過去検証した上でデータを出したからです。
このエントリー根拠が同じでも負けて悩んでいる人ってこの過去検証も含めて気付きが本当に少ないんですよね。
『言われた事しかやらない』
これではいけません。過去検証をして自分で何に気付いていくのか?なのです。ようするにパターンですね。例えば僕は難しく見えたとしても相場は伸びていく事はあります。でも僕は入らないからエントリーを考えなくていいって事よりも相場が伸びたのならばそれが正解です。後は、そのパターンがこのような環境では多く見られて勝率もまずまずいいのであれば、ご自身で取り入れる事です。
日本人の考え方って本当にFX向いていないと思うんです。自発的じゃないというか。。。日本の教育が良くないというか。。笑
先生に正解と言われないと何も出来ない。これがFXでは一番の弱点にもなるという事を理解してほしいと思うんですよね。基礎基本としては教わった事をやればいいんですよね。言えば守破離。
『守』教え、型、技などを忠実に守って確実に身につける段階
『破』他の教えについても考えて良いものを取り入れ発展させる段階
『離』独自で新しいものを生み出し確率させる段階
僕は何も一番すごいトレーダーと思っているわけではありません。ただし、FXには分かりにくいものってあるんですよね。それをより多くの人が認識しやすい形で世に出しているって事です。
言えば『守』の部分に近いと思います。ここから更に飛躍していく為には己で新しい気付きなどをしていかなければならないという事でもあります。
自分が見落としているもの
さてまだ問題はあります。自分では勉強しているつもりでも何かを見落としている事ってあるんですよね。例えば上位足のエリオット波動とか、レンジだったとか色々とあると思います。
このように自分は何が問題なのか?これに気付く為に過去検証も含めてやるわけです。
よく近頃はよくトレード添削などもしますが、これ見逃してるんだよな~とか、確かに目の前の形としては良いんだけど上位足では方向性がないんだよな~とか思ったりする事はあります。
もちろん自分の弱点を一発で気付く人なんて居ません。自分がやっていく中でよく負ける部分。これをちゃんと見直していく必要があるという事です。そして過去も含めて勝率がそこまで悪くなければ今回の負けは仕方ないと結論を出す事が出来ますし、勝率が悪ければ、やっぱりトレードをする部分ではなかったから次回は気を付けようとなっていくわけです。
このようにして自分が見落としている部分をどう自分で気付いていくのか?これも課題になってくると思います。
最後に
FXというものは大きな時間足でトレンドが綺麗に出ていれば誰でも勝てるわけです。しかし、いつまでも続くわけがありません。そしてレンジへ入ってきたり上位足で方向性がない部分になってくるとボコボコにやられるわけなんですよね。
なので日々勉強です。同じ根拠でも負けるな~で思考が停止している人は必ず過去検証などここに書いた考えも含めて一度やってみてください。そして自分で何かに気付くようにしてください。