本日はエントリーポイントの見つけ方について解説していきます。
エントリーポイントがなかなか見つからないな~って思っている人はこれで少しはタイミングやコツも含め見つける事が出来てくると思います。
あまり難しく考えずに見ていって下さいね。
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エントリーポイントの見つけ方
ではさっそくエントリーポイントの見つけ方について書いていきます。
相場環境
ここが一番の難題になるのではないでしょうか。
特に大きな時間足でトレンドが異なっている場合などです。
最低でも1時間足のトレンドには逆らわないようにしてください。あくまでデイトレの観点からです。
理想は4時間もしっかりサポートしてくれる相場環境です。
これは別記事に書いていますので参考にしてください。
[blogcard url=”https://lucy-fx.com/fxkannkyouninnsiki/”]どの時間足
これも大切な所です。その時間足の伸びを取りにいっているか?を理解しているかです。
例えば分かりやすい部分で言えば3波ですよね。でもこの3波と言っても各時間足でありますので、それもはっきりしてるかどうかって事です。
これは1時間足です。1時間足では強い下落の後に一度上昇してから大きく下げています。矢印の一番太い部分が3波。
こちらは先ほど1時間足でピンクで囲った部分の15分足です。15分足でも1時間と同じように強く下落の後に一度戻してから大きく下げてます。
この関係性を見ると1時間足の3波と15分足の3波が重なってますよね。このような部分を取りにいっていると理解できると自分が取っている時間足がある程度理解できてきます。
押し安値や戻り高値を更新してからのフィボナッチリトレースメント
先ほど書きましたがちょっと分かりますかね?
つよ~い下落の後って事です。
この強い下落は何を示すのか?1波じゃないの?って事です。
あくまでここまでは推測になります。
そして強い下落も重要なんですが、押し安値や戻り高値を割り込んだり更新してるか?って事が重要なんです。
こちらは15分足です。白い水平線は15分MAレベルの押し安値を強い下落で割り込んでいますよね。
15分足MAレベルの押し安値を割り込んできたって事は1時間足の押し安値を割ってきたって事。
トレンド転換ですね。
そこからの戻しを待って3波を捉えにいく準備をするわけです。
どこまで戻したら注目するか?
フィボナッチリトレースメントを使っていきましょう!
そうすると38.2を少しだけ抜けますが、ほぼそのあたりでダブルトップになって下落しています。
フィボナッチリトレースメントを使って下落の先端で売るのではなくしっかり戻した部分で入って3波を捉えていく事が大切です。
もちろん、毎回38.2ではなく61.8まで戻す事も頭に入れて、しっかりと上げ止まりを確認してくださいね。
POINT・最低でも1時間足には逆らわない事
・反転どころはつよ~い下落や上昇を確認してからでOK
・押し安値や戻り高値の更新
・2波の戻し確認はフィボナッチ
エントリータイミングは5分足でもOK
ここまではどちらにエントリーをしていくか?を見極めていく段階になります。
後はどのようにしてエントリーしていくかです。エントリータイミングを取っていくのは5分足でも15分足でも構いません。
戻り高値や押し安値を更新
更に小さい時間足での戻り高値や押し安値を更新を見ていくとさらにエントリーポイントで最善のエントリータイミングになる事が多いです。
あまり含み損を抱える事なく、エントリー後は素直に伸びていってくれる事が多いです。
先ほどの15分足の3波部分をさらに時間足を落として5分足で見ていきます。
こちらは5分足。
黄色の線が5分MAレベルの押し安値です。5分MAレベルなので15分足になります。この15分足の押し安値を割って大きく下落しています。
なのでこの白いライン割れでエントリーが正解です。
押し安値と戻り高値の基準が分からない人はこちらの記事を読んで下さい。
[blogcard url=”https://lucy-fx.com/osiyasunemodoritakene/”]本当に言えば、この白いラインを割り込んで小さくリターンムーブなどあれば最高ですけどね。
このようにエントリーポイントが近づいてきたら下位足に落とし込んで細かく見ていっても問題ありません。
エントリーポイントではない部分で細かい時間足は見ないでくださいね。
分かりやすくダブルボトムやダブルトップ
また分かりやすいパターンとして、下げ止まりの代表格がダブルボトム、上げ止まりがダブルトップ。
注目するべき部分ではしっかりと機能する事が多いので覚えておいてください。
グランビルの法則
これも重なってくる事が多いです。
ただし、移動平均線が自分の理想の形になるかは分からないという点です。
あくまで移動平均線は値動きの後に出来るものですので。
エントリーポイントがそろそろだなと思った後のポイント
POINT・エントリータイミングは5分足でも構わない
・下げ止まりや上げ止まりをしっかり確認する
・グランビルの法則も重なっていれば根拠がさらにプラス
1波目は捨てた方がいい
エントリーポイントを見つけていく上で重要な事は1波目を取ろうとして逆張りになるな!という事です。
1波目ってかなり修羅ですから。笑
1波目って事はそれまでは反対のトレンドが発生しているので危険です。
そんな当てずっぽうは絶対にダメです。
1波が反転のサインと捉えて次に準備するようにしてください。
[blogcard url=”https://lucy-fx.com/fxtorenndotennkann/”]エントリーチャンス以外は細かく見ない事
これは先ほども書きましたが、エントリーポイント以外は細かい時間足を見るなって事です。
常に5分足を見てると
『なんだか上にいきそうだな~』って思えてくる事は確かにある。
そして上にいく事もある。
でもそんな根拠もなく『上にいきそうだな~』だけでエントリーはしないでくださいね。それでいっても放置しておいてください。
特にトレードたくさんしたいって思っているポジポジ気味の人はより注意してくださいね。
エントリーポイント実践
こちらはポンドドルの1時間足になります。
すでに画像に書いていますが、1時間足では直近の押し安値を割り込んでいます。
1時間MAレベルの押し安値割れという事は4時間足の押し安値を割り込んで4時間足からトレンド転換しています。
その後の2波の戻しの部分にフィボナッチリトレースメントを使ってみましょう!
フィボナッチリトレースメントを引いてみました。
そうするとちょうど今回は半値でもある50%戻しから小さい切り下げで再度38.2%で抑え込んで下落しています。
それでは次にそのエントリーポイントになるフィボナッチリトレースメントの50%部分を5分足で見ていきましょう。
こちらは5分足です。
5分MAレベルの押し安値は下の黄色の線も重ね引いている白ラインです。
上の白いラインは先ほどのフィボナッチリトレースメントの50%の部分になります。
この5分足の押し安値を割り込んでからは大きく下落しています。
ただし!!!
今回の場合は5分足からは落ちてきている先端の可能性がありますので注意が必要だという事です。
慣れてくると、上げ止まった部分からの安値割れなどで入っていく事も出来ますが、ルール化とするのであれば押し安値を割り込んでからが理想です。
黄色の矢印からエントリーです。
この場合は基本的に直近の高値に損切り設定なので、損切り幅は大きくなります。それを許容できるのであれば入っていけばOKですし、少し広すぎるのであればスルーでも構いません。
今回は綺麗な形を出すよりも少し変則的な部分を出してみました。
エントリーポイントのまとめ
毎回同じ形とは限りません。
フィボナッチリトレースメントも38.2%もあれば61.8%の時もあります。でも、それは直近の値動きの強さなどによって変わります。
しかし、どこまで戻す可能性があるのかを事前に知れる事によって待ち構える事が出来るのです。
なので下手にずっとチャートをガン見しなくて済みます。笑
後は丁寧に押し安値や戻り高値を見ていき各時間足のトレンドを把握していく事。
移動平均線で方向性やグランビルも見ていく事。
そして強く動いた後(重要な部分を突破してきた)にフィボナッチリトレースメントを引いてみる。
このようにしていけば、エントリーポイントが見つけやすくなります。