さて今回はオンラインセミナーの第2回目としてみなさんが大好きなレンジ相場について解説していきたいと思います。
大好きではない。笑
ですよね。その難しい部分をしっかりと見抜けるようになってほしいのでこのオンラインセミナーなんです。ちなみに前回のオフラインセミナーは僕の基礎でもある基準とFX一連の流れをお伝えしました。
まだ見てない方はぜひ見てくださいね。そして、見た方はしっかりと前回の事も頭に入れた状態で今回のレンジ相場セミナーを見てください。
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レンジ相場セミナー開催
あまりセミナー関係でレンジ相場を専門にしてるのって聞いた事ないですよね。
だいたいレンジってこうだよ~って教えてもらってると思います。でも僕は明確な基準を持って今回はお伝えしていきますね。
今までお伝えしている基準をしっかりと頭に入れて見ていってください。
時間足で異なるトレンド
これはレンジ相場の第1回でやった部分ですね。忘れてないですよね?
各時間足でトレンドが異なってレンジを形成してくる場合です。
15分足vs1時間足
これは前回ではやらなかった時間足になります。この場合も基本的な考え方は同じです。
こちらはドル円の15分足になります。
ちょうど見て頂きたいのが縦の赤色のライン部分になります。この局面を今回は取り上げます。
この時点では15分足の20SMAレベルで形成された戻り高値があります。
この黄色の矢印の高値ですね。ここが15分足の移動平均線レベルで見える戻り高値って事。
という事は1つ上の時間足なので1時間足の戻り高値になります。
という事は1時間足では下落トレンド真っ最中って事です。なので当然目線は下目線という事です。
この戻り高値を更新してくるまではトレンド転換しないので売り待ちですね。
それでは1時間足レベルの戻り高値に水平線を引いたまま、この黄色のボックス部分をさらに下の足でもある5分足で見てみましょう。
そうするとこれが5分足になります。
ちなみに5分足の移動平均線20SMAの動きは1つ上なので15分足レベルの動きって事です。
では少しこの部分を具体的に解説していきますね。
先ほど見た1時間足レベルの戻り高値が黄色の矢印になります。そして赤色の矢印と線が15分レベルの戻り高値になります。
ここまでは順調に15分足と1時間足も下目線っていうのが分かります。
でもですね。
少し進むと、赤色の5分足20SMAレベルで作った戻り高値の部分を赤色の〇ポイントでうわ抜けてしまいました。
という事は、5分足20SMAの戻り高値を抜けてきたから15分足では下落トレンドが終了しトレンド転換した可能性があるという事です。
では戻り高値を抜けるって事は、前回の高値を更新しているって事なんで押し安値が形成されます。
こちらです。先ほどまでは2つの時間足が下げ目線で合ってましたが、5分足20SMAで作った戻り高値を抜けちゃったので15分足ではトレンド転換し、押し安値が形成されてしまったという事です。
こちらは15分足に戻しました。
そうすると先ほど見た部分は青色のボックスの部分を5分足で見てきました。
黄色の水平線が1時間足の戻り高値なので下目線です。
赤色の水平線が15分足では押し安値なので上目線にです。
はい。完成しました各時間足でトレンドが異なる相場です。
15分足vs1時間足でのぶつかり合い開始ですね。
1時間足vs4時間足
こちらは1時間足になります。
1時間足20SMAの動きは4時間足レベルになります。
非常に分かりやすい押し安値を形成してくれていますね。この黄色の矢印の水平線が4時間足レベルの押し安値になるので当然4時間足からは買い一択って相場です。
そしたら、この黄色のボックス部分を1つ下の時間足でもある15分足で見ていきましょう。
こちらが15分足になります。
この15分足は1時間足の動きです。そうすると、どうでしょうか?どのあたりから1時間足ではトレンド転換しているか分かりますでしょうか?
こちらはイケイケドンパチな局面です。1時間足、4時間足ともに押し安値よりも上にあるので当然買い目線で攻めていく局面でした。
しかし、その15分足20SMAレベルの1時間足レベルの押し安値を赤色の〇ポイントで割り込んできちゃいましたね。という事は?
そうです。先ほどやった事と同じです。1時間足では下げトレンド発生ですが、4時間足では押し安値よりも上なんで上昇トレンド中って事ですね。
1時間足と4時間足のトレンドが異なっています。
ちなみに赤色の水平線は1時間足レベルの戻り高値、黄色の水平線が4時間足レベルの押し安値です。挟み合いですね。
結局、この後の展開は1度も1時間足レベルの戻り高値を抜ける事が出来ず1時間足では下落トレンド継続しながら4時間足の押し安値も割り込んで4時間足もトレンド転換していきました。
これが時間足が異なるトレンドのレンジです。
POINT・結局はどの時間足にもあるという事
・そしてチャート形状とかよりも横軸が違うだけ
同一時間足のトレンドレス
ここからは同一時間足のトレンドレスを見ていきたいと思います。
先ほどまで見てきた各時間足のトレンドが異なっている部分ですでに登場していた事に気づきましたでしょうか?
それではさっそくいきます。
こちらは15分足です。
そう先ほど使った部分になるんです。そうすると赤色の水平線が1時間足レベルの押し安値だったわけです。
どうでしょうか?
青色の線で描いたように高値を切下げ、もしくはダブルトップ気味で安値を更新してきているのが分かると思います。
分かりやすく波形で書くとこんな感じになります。
こうですね。しっかりと高値を切下げて安値更新しています。4点揃っています。なので直近では下げダウに入ってきており下への勢いが出る。
でも、押し安値よりかは上ですね。
このように戻り高値も形成されてきて、まさにこの1時間足レベルでは押し安値と戻り高値に挟まれる展開でレンジになるわけです。
これが第2回のレンジ相場でやったトレンドレスです。
トレンドレスをもう一例
レンジ相場のトレンドレスって意外と多いんですよね。また先ほどご紹介してきた部分でもある15分足と1時間足の異なるトレンド相場の部分です。
これでしたよね。ここから先が少しトレンドレス相場になっています。
こちらは先ほどの部分の15分足になります。
そうするとどうですかね?どの部分からトレンドレスになっているか分かりますでしょうか?
この黄色の部分が戻り高値でしたよね。だから下目線っていうのはOKです。
でも移動平均線レベルで値動きを見ていくとこんな青色の線のようになってますね。
このような波形です。なので安値切り上げ、高値更新ですよね。上昇ダウになってます。でも黄色の線の戻り高値よりも下って事です。
なのでトレンドレスになったな~って事です。少しこの時間足では方向感が難しいレンジに突入かと容易に予測できます。
押し安値も完成してこのチャート図にある通り挟み合いだったんです。でも少しみなさん気付きましたか?
ちょっと右側でその押し安値を割り込んできていますよね。
という事は再度、1時間足では下降トレンド再開になります。
大切なのは、基準をつけているから明確に判断していけるという事なんです。
それが押し安値と戻り高値です。これでトレンドを把握して見ているという事。
あとは各時間足で当然このトレンドレスは発生する事も忘れないでくださいね。