基準で見えるFXレンジ相場を見極める【第1回】

レンジ相場の見極め

レンジ相場ってみなさん大好きでしょ?笑

なぜかって判断つかないけど、必死に考えてませんかね。無駄な努力してないですか?

この記事ではそんなみなさんがお困りのレンジ相場の見極め方について解説していきますね。

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レンジ相場の見極め方

レンジ相場というものは必ず出現してきます。

基本的にレンジ相場っていうものは、方向感がないとか調整とか言われていますよね。そのレンジ相場で手を出すと小さい時間足の人なら往復ビンタ祭りじゃ~ないでしょうか。

それを回避する為に必要なものをご紹介。

各時間足の押し安値と戻り高値

例えば簡単な話しなんです。

POINT・1時間足レベルが押し安値を形成

・4時間足レベルでは戻り高値がある

これを見て、えっ??ってなった人はレンジ相場でバタバタする可能性ありますので注意です。

レンジ相場

こちらはとある日のオージードル1時間足になります。

綺麗に下落してきている局面ですよね。言ってみれば戻り売りしたいな~って局面にも見えます。

移動平均線もガンガンに下げてきますよね。

わーい!売り待ち。売り待ちという感じ。

レンジ相場

そりゃーこの青色の水平線が1時間足の20SMAで見える戻り高値って事ですから。

4時間足の戻り高値。という事は4時間足からは売りたいわけです。

なので、最初に見た部分で売りだな~と思うのは当然で間違ってないって事です。

それでは次に1時間足の動きってどうなってんの?

レンジ相場

こちらは15分足です。

僕がいっつも言っている15分足の20SMAレベルの動きが1時間足の動きって事。

えっ!

なんか安値切り上げの高値更新してるんじゃないの?ってなるわけです。

レンジ相場

こういう感じで移動平均線レベルで高安値が見えますよね。

そして、ここからが本題。

押し安値っていうのは直近の高値を更新した

安値

これをMAレベルで見ればいいので

レンジ相場

この赤色の水平線がこの15分足20SMAレベルで見た押し安値になります。

という事は1時間足の押し安値です。

そしてこの1時間足の動きと4時間足の動きを確認し終わったら

再度1時間足を表示してみましょう!

レンジ相場

オーマイガー!

青色の4時間足の戻り高値の水平線と赤色の1時間足の押し安値の水平線にビッチリ挟まれている事が分かりますよね。

ちょうど真ん中で逆に美しく感じます。笑

そうこれがレンジ相場

もう分かる人には分かりますよね。

トレンドが異なっている部分なんです。

4時間足からは下げトレンド発生中で、まだ戻り高値を更新していない状態なので基本的には売り目線。

しかし、1時間足からは安値切り上げ高値更新が発生したので押し安値が形成されたって事。押し安値がある以上は買い目線って事ですよね。

基準で分かるレンジ相場

これがからくりです。

特にデイトレードとしては、こういう1時間足と4時間足のトレンドが異なってきた部分は非常にめんどくさいレンジになりやすいです。

でもそれを分からずに下位足ばかり見てると、絶好のエントリータイミングに見えてエントリーしたつもりが、バチコーンと跳ね返されてくる事が多い。

えっ?

とおもって確認すると、こういう局面です。

基準をつける事によって、各時間足のトレンド転換点を明確に出来ているんです。

だから判断もしやすいって事なんです。

基準をつけないと上かな~下かな~

レンジ相場で一番ダメなやつもご紹介しておきますね。

こういうレンジ相場で必死に体力を消耗してしまう人は一番ダメなんです。

FXってのは基本的に簡単な部分で利益を上げればいいものの、こういうわけが分からない部分を必死に考えてトレードして勝とうとする人もいます。

危ないですから。

レンジで体力消耗後だから

そしてこういうレンジ相場で必死に考える人の最後は、レンジ相場でさんざん考えてトレードするんです。でも、薄利か損切りでもう諦める。

でもね、その後ですから。

おそらく、そういう人の多くはその後の上昇や下落はエントリー出来ないんです。

だって、レンジでもうやる気が削がれてますからね。

レンジ相場のまとめ

デイトレードにおいてはレンジ相場を判断するのはお伝えしてきた

POINT・1時間足は上昇トレンド

・4時間足は下落トレンド

このような状況になると15分足などでは上下に振られているように見えてきます。

そしてこのレンジ相場を見抜いていくには

押し安値

戻り高値

この2つを基準に見ていくと、先読みのような形でレンジ相場の想定が出来るというわけです。

もちろん絶対はないですが、そろそろ気をつけないとって思える事が大切です。

レンジ相場にハマってしまっている方はぜひ参考にしてみてください。