今回はみなさんが本当に大好きなエントリーポイントのご紹介になります。レンジ相場から色々と書いてきましたがやっぱり反応がいいのはエントリーポイントで間違いないんですよね。笑
でもそれぐらいエントリーポイントって僕も大切だという認識です。
素晴らしい部分でエントリー出来れば大っ嫌いな逆行もする事なく素直に伸びていってくれますからね。
それではさっそくエントリーポイントの探し方について書いていきたいと思います。
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ターニングポイントの発見
まずは皆さんに分かって頂きたいのが、どこでもその形になればエントリーしていけるという事ではないのです。まずは環境認識が大前提になります。
それを押さえてみて下さいね。
こちらはとある日のドル円15分足になります。この局面を見るとここでエントリー出来たな~なんて思う事がある。そしたら、しっかりと振り返りをしましょう。
こちらの黄色のボックスで囲った部分ですよね。ほぼ大きな戻しもなく綺麗に上昇していってます。15分足20SMAの移動平均線をほぼ割り込む事なく上昇。なんて美しいでしょうか。
上昇する前を少し落とし込みました。
そうすると青色のラインを引いている部分が15分足20SMAで作った押し安値の部分になります。その押し安値の部分で反発して強く上昇してきました。
そして前回の戻り高値をうわ抜けていきましたね。
という事は上昇トレンドへ再度突入していったという事です。
この局面は少しこの時間足ではもみ合いのレンジを作った感じです。
レンジ相場が分からない方はこちら
[blogcard url=”https://lucy-fx.com/fxrennzisemina/”]そしてその後、黄色の線で描いたようなダウで安値の切り上げ、高値更新をして上昇に向かっていきました。
もっと詳しく説明すると押し安値にサポートを受けて前回の戻り高値を突破してきます。
そこから反転してきて下落するも、フィボナッチリトレースメントの50%半値でビッチリサポートされて強く上昇していったという事です。
フィボナッチリトレースメントも僕は記事の中では基本的に戻り高値や押し安値を抜けて反転してきたら引くとお伝えしています。
[blogcard url=”https://lucy-fx.com/ritoresumennto/”]この一連の流れを理解しているかが非常に大切なんですね。
これがバラバラだとリアルでチャートを見た時に意味不明になってしまいます。
今回はターニングポイントを理解しているかが重要
ここからは少しみなさんを考えさせます。
そう、嫌がらせですね。笑
というもの自分の頭を使って考えないとリアルのチャートを見た時に使えないからです。なので少しクイズ形式で進めていきますね。
先ほどのこの画像です。
よく考えてくださいね。
クイズ
・この局面で重要なターニングポイントはどこだったのか答えなさい
A:押し安値を割り込んでいない
B:戻り高値を更新
C:フィボ50%でサポート
さて、この画像の中にある3つの要素。どれも大事なんですがターニングポイントとするならこの1択という部分があります。
みなさんはどこだと思いますか?
ちゃんと考えて先に進む前に頭を使って自分自身で答えを出してみてくださいね。
正解は?
B:戻り高値を更新
こちらになります。戻り高値を更新する事は再度トレンドが転換したという証なんですよね。なので、明確なターニングポイントになります。
このAの局面は戻り高値も形成されて押し安値も形成している状態。これはレンジ相場の第2回目でやったトレンドレスですね。
なので、どちらかに抜けるまではもみ合いの可能性が高いんです。確かにAの押し安値もある意味、この後に売っていくならターニングポイントにもなります。
そして結局は押し安値を明確に割り込むことが出来ずに戻り高値を明確に更新してしまったという事。
明確なトレンド転換ですね。
このようにしてトレンド転換の1つにしても分かっていないから準備が出来ないっていう事なんです。
ターニングポイントが理解出来てくると、そこでトレンド転換が起これば1発目の押し目や戻り目を捉えていこうという考え方になり準備も出来るという事なんです。
だってトレンド転換の1発目の押し目や戻り目が一番伸びていきやすいからです。
Cのフィボに関してはタイミングを取る為に使用しているものであって、今回のターニングポイントとはまた別の話しなんです。
でも戻り高値を抜けて上昇トレンド突入。
そして、その1発目の押し目部分をフィボで待ち構えるってやつです。
エントリーポイント深掘り
さらにエントリーポイントについて深掘りしていきたいと思います。
同じ局面ばかり見ていても新しい発見がありませんからね。
こちらはユーロドル1時間足になります。
このように直近では下落していますよね。この赤色の矢印のような下落を取りたかったな~って思っている人いるでしょう。
そう!ここでこの下落に対するターニングポイントはどこだったのか?これを謙虚に紳士に考えないといけませんね。先ほどのターニングポイントの見つけ方と基本的には同じです。
もちろん僕の基準でもある押し安値と戻り高値を見ていくわけですけど、この黄色の矢印の水平線がMAレベルでも確認できる押し安値になりますね。
特に今回は1時間足20SMAなんで4時間足の動きです。これも忘れずにチェックしてくださいね。
そうすると、この押し安値を赤色の〇ポイントで突破してきたのが分かると思います。
これですよ!これがターニングポイントってやつです。
押し安値を割り込んだのだから、トレンドが転換した可能性が大だという事です。ではFXセミナーでも言った一連の流れですから、押し安値を割り込んだら何をするのか?
フィボナッチリトレースメントを使うわけですね。
そして、どこまで戻してくるかをフィボナッチリトレースメントを使って待ち構えるわけです。
しっかりと50%半値あたりでレジスタンスが出来て再度下落してきましたね。
また大おまけで
グランビルの法則
これまでついてきましたね。赤色の中期移動平均線に対して青色の短期移動平均線が潜り込んで、少し寄り添ってから同じ方向へ拡散していきました。
これもすべてはターニングポイントを先に見抜けているか?これが非常に大切です。
様々なものが見える変態になろう
例えば先ほどの局面というのは、僕がエリオット波動1波目の見つけ方でも書いてある通り押し安値や戻り高値を割り込んだらという見方。
それでいうなら先ほどのターニングポイントがエリオット波動の第1波目となる。
こちらですね。このように基準をしっかりつけると、どこがどのようになっているかはある程度織り込み済みで分かります。
そして画像にも書いてありますが、押し安値を割り込んだのが1波だとすると、その戻しが2波になりますよね。その2波目をフィボナッチリトレースメントを使って上げ止まりを確認する。
フィボナッチリトレースメント50%でビッチリ止められてから
みんなが大好きな第3波が出ている。やっぱり第3波の伸び方ってそれなりに優位性が高い局面だと思います。それが分かりやすければ分かりやすいほど綺麗に伸びると思います。
まだ見えると本当のFX変態だ
こちらは先ほどの1時間足になります。
何かに気付きませんでしょうか。これ気付いた方は素晴らしいと思います。
そう!
押し安値割れヘッド&ショルダー
これなんですね~。これまでギッチリ重なってきていたという事なんです。ここまで見えていた方は勝てないって事はないでしょう。
このようにしてFXというものはある程度の事は連動してます。だから単体で覚えていっても使えないって事が非常にあるあるなのです。
だからFXエントリーポイントの探し方が分からなかったりする人は、しっかりと基準をつけてあげる事によって、今の相場が容易に判断できチャンスも待ち構えれるという事なんです。