~結論~
・押し安値と戻り高値に引く
・ドンピシャ効くと思うな
・水平線をどう使うか考える
さて本日はFXで水平線をどう使うのかについて書いていきたいと思います。FXで水平線を引くにはダウ理論などを覚えて引いていく人も多いでしょう。そして極めていく。良い考えだと思います。ではさっそく僕が引く水平線を見ていってください。
水平線を押し安値と戻り高値に引く
・押し安値と戻り高値
・トレンドの転換点として水平線を引く
・各時間足に存在させる事
押し安値と戻り高値
僕がFXに対する一番大切にしている部分でもあると思います。それは基準です。それはトレンドを明確に転換したかどうか?これをどのように判断するかという事でした。そしてたどり着いたのが、押し安値と戻り高値になります。基本的にはこの部分のみにFXでは水平線を引きます。
前回の高値を更新した安値
~押し安値~
これが非常に重要になります。前回の高値を更新した安値が押し安値ですよ。しかし、これって色々と考えるとどれが安値なのか?この判断に人々は迷う事があるんですよね。僕も最初はかなり迷いましたよ。だって人によって違うわけですから。もちろん、これもしっかりと基準化させているという事です。もちろん感覚的に極めていく事も大切なのですが、まずはざっくりとした基準を知った方がいいと思い考えました。
それが20MAで作った高値や安値を基準にすると言う事です。
基準が分からない方はこちら↓↓
[blogcard url=”https://lucy-fx.com/idouheikinsendau/”]先ほどの部分から少し進めていきました。そうすると黄色の水平線の部分を割り込んできましたね。なので押し安値を更新したと言う事で今度は戻り高値が作られると言う事になります。
このように20MAで作った部分の高値を戻り高値という事になります。僕の中ではたったこれだけの水平線を引いているだけになります。たくさん引いた所でどう効くのか?いちいち判断していると頭がパンクしちゃうので。FXにおいて大切な事は出来る限りシンプルにして簡単な部分をエントリーしていくと言う事です。しかし多くの人は水平線の引き方などでそもそも労力を使ってしまっていると言う事です。
トレンドの転換点として水平線を引く
今回、ご紹介している水平線についてはトレンド転換を見極めるという事になります。言ってみれば大きくは目線と言う事ですね。先ほども解説した通り、押し安値を割り込んできた場合は下落にトレンド転換と言う事になるわけです。反対に戻り高値を更新してきたら上昇トレンドへ転換と言う事になります。
各時間足に存在させる事
ここも特にFX初心者の人には重要な部分になると思います。この押し安値や戻り高値っていうものは各時間足に存在すると言う事です。先ほどのチャート画像をもう一度見てみましょう。
これは先ほど見た部分です。押し安値に引いた水平線を割り込んできて下落トレンドへ突入してきたとも言えます。そして戻り高値も完成しています。これは1時間足ですが、更に下の時間足でもある15分足などにも水平線は存在すると言う事です。
先ほどのチャート画像に更に下の15分足の戻り高値も引いてみました。そうすると赤色の水平線になるわけです。このようにしていく事で各時間足のトレンド転換を視覚化できるというわけです。また何回も言いますが、基本的に20MAで見抜いていくので労力も少なく分かると言う事になります。
[blogcard url=”https://lucy-fx.com/osiyasunemodoritakene/”]水平線はドンピシャ効くと思わない
・FX初心者は完璧を求めすぎ
・ざっくりここをしっかり更新したのか
FX初心者は完璧を求めすぎ
ここからは水平線をどのように使っていくのかを考えていきます。当然、どの水平線もドンピシャ効いてほしいと思うお気持ちは理解できます。しかし考えてください。どれも完璧に効くのであればインジケーターにしても完璧に機能するはずです。しかし、完璧には効かないわけですよね。
この現実もしっかりと理解していってください。FXは水平線だけではなくオシレーターやインジケーターにしても100%と言う事はありません。あくまで、その中で可能性が高く再現性のあるものを頼りにトレードしていくのです。
ざっくりここをしっかり更新したのか
そして僕が使う水平線ならば基本的にトレンド転換したか?どうか?これを見ていく事になります。なのでパッとみて押し安値に引いていた水平線を更新してきたな~、もしくは戻り高値を更新してきたな~と見るわけです。
また重要なのは転換してきたんだから何をするのかです。
それは押して来たら買う、戻ってきたら売る
こう考えるわけです。言ってみれば先読み的な感じでもありますね。このように水平線に対してもしっかりとした考え方を持たなければなりません。毎回100%効くものを用意できないからこそです。
その水平線を使って手法を見出す
・明確にトレンド転換してからの売買
・この水平線に合わせてエリオット波動も
明確にトレンド転換してからの売買
ここには水平線を使った手法も書いていきたいと思います。僕は先ほどからも言っていますが、基本的にはトレンド転換してからの押し目や戻り目を狙う事をお伝えしています。それでは先ほど解説していたチャートを使ってお伝えしましょう。
こちらは先ほどのチャート画像になります。押し安値を割り込んできているので、トレンドとしては下落に入ってきたという場面になります。という事は考えるとしたら売りになるわけです。
そこから少し進めるとこのような相場になってきました。そして赤色の水平線がもう1つ増えていますよね。これは押し安値が同一時間足で完成していると言う事です。もっと簡単に言えば押し安値と戻り高値が同時に存在するというわけです。これは、どの教科書やサイトでも言っていません。僕がレンジを見抜くためにしている事です。
レンジ相場が不明な方はこちら
[blogcard url=”https://lucy-fx.com/fxrennzisemina/”]ならば、そのレンジを下抜けすればトレンドが揃いますね。ならば売っていくと言う事になります。今回は綺麗な部分を選択しましたが基本的には同じ考え方です。
その後の動きとしては1時間足=僕で言う4時間レベルが下落にトレンド転換した後に15分足=1時間レベルが一度レンジになってから4時間レベルと同じ方向へ向かう部分を捉えると言う事です。
このトレンド転換をしっかりと見ていく為にも僕には重要な水平線になるというわけです。当然ながら転換だけに使えるわけではなく押し安値や戻り高値を更新した後にリターンムーブとしても使える事があります。
[blogcard url=”https://lucy-fx.com/ritannmubu/”]この水平線に合わせてエリオット波動も
またもう1つ水平線にプラスアルファとして足してほしいものが【エリオット波動】になります。このエリオット波動というものは覚えておいて損はありません。先ほどのチャートにエリオット波動も足してみましょう。
このようになります。ここで重要な事があります。それは3波目を取りにいったと言う事です。って事は何が言えるでしょうか?というか、どう想定しなければならないのか?って事です。利益確定ですね。もちろんダウ理論で保有するのもいいとは思います。しかし3波目を取りにいっていると言う事です。
エリオット波動を考えると3波目が一番伸びるわけですから、基本的には3波目の先であろう部分で決済している方がいいと言う事も言えます。このようにトレンドがまだ下だからと言って保有し続けるものいいのですが、トレンドが反転してきそうな部分も察知出来るというのがエリオット波動の良い所でもあります。
その後のチャートです。このように3波目が売られた後、一気に上昇へ向かってしまいました。なのでFXでは1つだけを極めるのもいいのですが合わせてエリオット波動も覚えておくと良いと思います。
[blogcard url=”https://lucy-fx.com/eriotto1nami/”]