三角持ち合いを本当に理解する重要な5つのポイント~FXでX投資家の心理~

三角持ち合いはよく聞きますが、はっきりと理解出来ていないな~。

なんて思っている方にこの記事では徹底的に三角持ち合いについて解説していきたいと思います。

 

この三角持ち合いは非常に興味深いチャートパターンでもありますので見ていきましょう!

 

FXでなぜ三角持ち合いが発生するのか

 

そもそものお話です。

なぜ三角持ち合いが発生するのか?ってところが重要なんです。

三角持ち合いとは色々な時間足において発生しているのをご存知でしょうか。

 

1時間ではきれいな上昇チャートに見えても5分足では三角持ち合いってパターンやその逆もあります。

各時間足で投資家の迷いをチャートに描いているのです。

 

最初は大きなレンジから始まった値動きが徐々に高値を切下げ、安値を切り上げていき最終的に三角形のようなチャートを描いてきますね。

 

これは大半の投資家は様子見で値動きが収束し、次の大きな値動きを待っている状態とも言えます。

 

なので三角持ち合いからどちらかに動いた場合は大きく動いたりする場面が多いです。

 

このように『投資家の心理』から形成されているチャートパターンだという事です。

 

三角持ち合いラインの引き方

 

次は三角持ち合いかな?と思った時にどうラインを引くのかを解説していきます。

こちらの画像はドル円の週足です。

少し時間足が大きくてすいません

 

ドル円週足

ドル円週足

どちらに引けましたでしょうか?

ちなみに僕はこちらに引きました。

もう1か所引けるかな~ってポイントありますが、とりあえずです。

 

 

ドル円週足三角持ち合い

ドル円週足三角持ち合い

 

現在2019年3月時点では週足で大きな三角持ち合いの中で値動きが推移しています。

 

なので結局は方向性が難しくて当たり前と判断できます。

 

もちろん下位足レベルでは週足なので気にする必要はありませんが、大きな森を見ると迷走中なのです。

 

基本的に三角持ち合いの特徴は

 

【値動きが収束してきていること】

 

結局これに気づけるか気づけないかでラインを引ける引けないが変わってきます。

 

アセンディングトライアングル

 

ディセンディングトライアングル

 

もお聞きするのではないでしょうか?

これも三角持ち合いの仲間なだけなんです。

 

値動きが収束してきたら一度大きな目や時間足なども含めてチェックする事により、三角持ち合いかも?そしてラインを合わせてみると三角持ち合いだったでOKなのです。

 

すっごくキレイに引けないと意味ないという事ではないですからね。みんながパッと見て三角持ち合いだな~と認識されるぐらいであれば三角持ち合いなのです

 

三角持ち合いのパターン

 

色々なサイトや書籍で三角持ち合いのエントリーパターンは紹介されていますよね。

 

どれも形だけで紹介していて僕には納得が出来ないのです。

 

なぜならば相場環境をすっ飛ばして書いているからです。

 

とりあえず三角持ち合いの上放れになれば買いだ!なんて書いてありますよ。

 

正解、正解なんですけどそれ下降トレンドや本当のレンジだったらどうするんだよってお話しです。

 

よく初心者の方はこの形だけで判断して飛びついちゃうんです。

 

そして逆行して負ける事もあるのではないでしょうか?

 

こちらはドル円の4時間足

 

4時間足三角持ち合い

4時間足三角持ち合い

 

書籍なんかでは相場環境の状況なんてこれひとつも書いていなく、形だけなんです。

 

こちらはしっかりと日足レベルで上昇してきた局面

 

その中で4時間から1時間レベルで三角持ち合い発生

 

上放れで買い。

 

もう少し大きく見ると青色の線でも三角持ち合いをしていて、その中でピンクの線で小さく三角持ち合いなのです

 

それを同時にブレイクしているからこそより上昇しやすいのです。

 

大きな足でも上放れしてきた&小さな足でも上放れって事はみんなが認識できますよね。

 

この認識が先ほども書きましたがとっても大切です。

 

ただ三角持ち合い上放れしたから買うのではなく、それ以前の相場環境がすべてだという事です。

 

三角持ち合いのだまし

 

僕も最初はかなりコテンパンに『だまし』には合いましたね。

特にチャートパターンを必死に覚えて三角持ち合い抜ければついていけばいいと思ってました。

 

でも勝率悪いんですよね

 

ここから考える事が必要になるわけです。

 

先ほどもご紹介しましたが【みんなが認識できること】これが大切だとお伝えしました。

 

ダマシを回避するのはどのチャートパターンでも同じですが、ここに尽きるわけです。

例えば先ほどの画像は日足レベルでも上昇トレンドで上目線の三角持ち合い上放れパターンでした。

逆に先ほどのチャートが日足レベルで下目線だった場合は【危険だという事】です。

 

みんなが下目線の時に買ってもそれは騙されるって事です。

 

下位足ではきれいに三角持ち合いの状態ですが、4時間や日足レベルで下落の時など、上放れで買うと高確率でやられます。

 

このようにダマシの回避するにはしっかりと上位足の相場状況の確認が必要なのです。

 

三角持ち合いでの値幅

 

三角持ち合いですが、基本的には値幅はどんどん収束していきますので小さくなります。

 

なのでレンジがどんどん小さくなっていき、最終的に力を溜めて解き放っていくという感じです。

 

スキャルピングでも至難の業ではないかと思います。

 

デイトレードをするのであれば手を出さずにタイミングを探す方が正解です。

 

三角持ち合い投資家の心理

 

ここまで三角持ち合いについて書いてきました。

 

結局、三角持ち合いの答えは投資家の心理なんです。

 

その三角持ち合いがどの時間足で発生していて上位足がどちらの方向を向いているかです。

 

1、相場環境の把握

 

2、大きな時間足のトレンド、レンジ確認

 

3、三角持ち合いと認識できそうであればラインを引いてみる

 

4、エントリーは焦らなくていい

 

5、上放れから戻してリターンムーブを確認が最高

上記のような感じかと思います。

 

ダマシが怖ければ焦って飛びつかなくていいんです。

 

抜けた後の戻しでしっかりと水平線でサポートされてリターンムーブが発生した時にエントリーすれば問題ありません。

 

焦らずしっかりと環境を見極めてトレードしていきましょう!