押し目買いや戻り売りのタイミングって思ってるより難しいんですけど。。。
そのお気持ちお察しします。
今回は以前にも書いたんですが、押し目買いと戻り売りのタイミングを合わせて書いていきます。これを見ればもっとシンプルに待ち構える事が出来る思います。
▼▼動画はこちら▼▼
押し目買いと戻り売りで使用するインジケーター
ある程度の基準はあった方が押し目買いにしても戻り売りにしてもエントリーしていきやすいですよね。
なので今回はインジケーターをご紹介します。
ってか僕がいつも使用しているインジケーターですのでご安心下さい。笑
色々知った所で使いこなせなかったら意味ないですからね。僕が使っているのはたったの2つだけです。
移動平均線を使う
僕は何回か書いていますが3本の移動平均線を使用しています。
もし3本入れて色々と迷う人であれば2本でも十分です。移動平均線で相場の方向性を見ていく事が重要になります。
くれぐれも移動平均線だけを根拠にしないでくださいね。
フィボナッチで最終判断
エントリーを待ち構えるのに役に立つインジケーターがフィボナッチになります。
フィボナッチと言ってもフィボナッチリトレースメントになります。
フィボナッチリトレースメントについてはこちらを参考にしてください。
[blogcard url=”https://lucy-fx.com/ritoresumennto/”]こちらは直近のユーロドルですが、大きく上昇した後の戻しがちょうど61.8%あたりで下げ止まってから再度上昇していっていますね。
これは4時間足ですが、基本的に各時間軸で見ていく事が出来ます。
よく押し目買いや戻り売りのタイミングを見ていく上で大切なのが、どこでその戻しや押しが止まって自分が狙っている方向へ反転していくかをフィボナッチリトレースメントを使う事により予測が立てやすい事です。
おそらく押し目買いや戻り売りで迷っている人はここが一番知りたいのではないでしょうか。
POINT・先行型のフィボナッチは値動きをダイレクトに見て取れます。
・遅行型が移動平均線になります。
この2つを使って優位性を捉えていく事により、先にどのあたりで待ち構えるのか?そしてエントリーしても大丈夫なのかを見ていけます。
押し目買いと戻り売りのタイミング
先ほどはインジケーターをご紹介してきました。
後は押し目買いと戻り売りのタイミングについて見ていきますね。
グランビルの法則で捉える
グランビルの法則は移動平均線を複数(最低でも2本)使う事で視覚的に分かりますよね。
移動平均線にしてもよく使われているインジケーターになります。
またグランビルの法則としては第3波と言われるポイントがあります。
短期移動平均線が中期移動平均線にゴールデンクロスやデッドクロスした後の初押しや初戻りになります。そのポイントは3波として認識されやすく、その後伸びていきやすいポイントです。
今はどの時間足の何波なのかを把握する
またここも大切なポイントです。相場環境と似ている部分があるかと思います。
FXではすべての時間足のトレンドが揃っている相場ってなかなかないんですよね。その中でより優位性を発揮するポイントでエントリーしていくわけですが
そのエントリーした部分がどの時間足の何波を取りに行っているのか?
これを理解しているかどうかもかなり重要なわけです。
例えば
15分足で3波目と思う部分でエントリーしたとします。
しかし1時間足では5波目の部分。という事はのんびり出来ないと考えるわけです。
前回の分かりやすい高値を更新するかもわからないって事です。これは各時間同じ事なんですね。
ただし、どこまで伸ばしていいか分からないって人は20-30pipsぐらいサクッと取って逃げても問題ないです。
先ほど書いたように自分の時間足だけに固執し過ぎると大きな時間足ではどの状況かが見えなくなるので注意が必要だという事です。
押し目買いと戻り売りの手法
さてここまで書くとある程度分かってきたのではないでしょうか?
実例にいく前に少しだけ整理します。
POINT・移動平均線で方向性を確認します。
・フィボナッチリトレースメントを使います。
この2つを使っていきます。
少し注意点ですが、もちろん相場環境は大切ですよ。ここ飛ばしてしまうと本当にダメですからね。
また今回の記事では押し安値や戻り高値の解説はあえてしていませんので。フィボナッチリトレースメントや押し安値と戻り高値の記事にて再度確認してください。
[blogcard url=”https://lucy-fx.com/osiyasunemodoritakene/”]押し目買いタイミングの実例
こちらはユーロドル15分足になります。
この局面ではトリプルボトムのようになり直近の高値を更新してきました。その直近の高値の部分に白い水平線を引いています。
高値を更新してきた青色の矢印の部分。
移動平均線を見ると短期移動平均線が中期移動平均線をうわ抜けてきていますね。という事はグランビルの法則が働きやすいですね。
そして直近の安値から高値にフィボナッチリトレースメントを引いてみました。
そうするとちょうど38.2%でサポートされているのが分かります。
また直近の高値にもほぼサポートでレジサポにもなっていますね。
はい、基本的にはこれだけなんです。おそらくこのパターン1択でも十分にFXでは勝ちを量産していけるレベルだと思います。
今回は15分足で見ましたが、このチャートが1時間足、4時間足でも同じです。時間の経過が違うだけになります。
戻り売りタイミングの実例
先ほどは押し目買いを見てきましたが、次は戻り売りを見ていきましょう。
こちらもユーロドル15分足になります。
直近では何度か支えている注目される部分を大きく割り込んできましたね。そして移動平均線を見ると赤色の中期に対して青色の短期が潜り込んできた局面。
そうすると考えられる事は下落に対してのグランビルになります。
そしてフィボナッチリトレースメントを引いてみましょう。
切り返してきた部分からの戻しが38.2%あたりで止められていますよね。その後、遅行性でもある移動平均線がグランビルのポイント。
ほぼ先ほどの押し目買いと同じパターンを描いて下落していきました。
この2つに共通する事があります。
POINTトレンドが明確に転換した後の1発目
もちろんトレンドが転換する前から入れるパターンもありますが、それは注意しないといけない事が多いです。
慣れてくると出来る事ですが、15分足で大きく重要な部分を分かりやすく更新すると1つ上の時間足でも認識出来る為、1時間足でもトレンド転換している。
15分足でトレードする際はやっぱり最低でも1時間足の後押しも必要なので。
このように最初の1発目をどう取るかは
・移動平均線
・フィボナッチリトレースメント
この2つを用いて取る事が出来ます。最初はこの1択で押し目買いや戻り売りを狙っていけば問題ありません。
押し目買いと戻り売りのまとめ
よりシンプルに押し目買いや戻り売りを狙っていくには使うインジケーターも少なくしてスッキリ見ていく必要があります。
方向性をみるのは移動平均線
どこで戻しや押しが止まるかはフィボナッチリトレースメント
手法はこれだけです。
あとは背景でもある相場環境が合っていれば面白いように自分がエントリーした後は伸びていきます。
初心者の方は特にこのトレンド転換した1発目の押し目買いや戻り売りを狙って勝率を高めてください。
またその部分で負けた際はなぜ負けたのか?4時間足の方向はどうだったのか?など振り返る事が重要です。
手法ばかりに目が行きがちですが、手法以前に環境はとっても重要ですので。